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中古農機具買取コラム

米作りに必要な農機具とは?費用や安く購入する方法について

公開日
更新日

米作りを始めたいけれど、どの農機具が必要なのか、費用はどのくらいかかるのか悩んだことはありませんか?
農作業を効率的に進めるためには、適切な機械を選ぶことが重要です。
しかし、初めての購入だとどれが最適なのか判断が難しいものです。

この記事を読むことで、米作りに必要な農機具の種類やその役割、費用の目安を理解することができます。
また、農機具を安く購入する方法や購入時の注意点についても詳しく説明しています。
これにより、適切な農機具を選び、効率的な農作業を実現するためのヒントを得ることができます。

この記事は、以下のような人におすすめです

・初めて米作りを始める方
・農機具の購入を検討している農家の方
・農業機械の選定に悩んでいる方

この記事を参考にして、最適な農機具を選び、質の高い米を生産するための準備を整えましょう。

米作りに必要な農機具とは

米作りにはさまざまな農機具が必要で、それぞれの機械が特定の役割を担っています。
主要な農機具は6つになります。

  • トラクター
  • 田植え機
  • コンバイン
  • 乾燥機
  • 籾すり機
  • 散布機・噴霧器

これらの農機具は、米作りを効率化し、農作業の負担を軽減するために非常に重要です。各機械の選定や使用方法を適切に理解し、活用することで、より質の高い米を生産することが可能となります。

それぞれその具体的な使用方法について紹介していきます。

トラクター

トラクター

トラクターは、田んぼの耕うんや整地作業に使用される基本的な農機具です。田植え前に地面を平らにする「代掻き」や、作物を育てるための「畝立て」に利用されます。畝立てとは、土を盛り上げて作物を植える場所を作る作業で、排水性を良くする効果があります。トラクターはさまざまなアタッチメントを装着でき、作業内容に応じて活用されます。

田植え機

田植え機

田植え機は、育苗した稲の苗を田んぼに均等に植えるための機械です。かつては人力で苗を一本一本植えていましたが、田植え機の登場により作業が大幅に効率化されました。田植え機には「歩行型」と「乗用型」の2種類があり、歩行型は人が押して歩きながら使用するもので、小規模な田んぼに適しています。乗用型は大型で、人が乗って操作するため、広い田んぼでの作業に適しています。

コンバイン

コンバイン

コンバインは、稲の刈り取りと脱穀を同時に行う機械です。稲を刈り取りながら、同時に籾(もみ)を取り出すため、収穫作業が一度に完了します。また、コンバインは選別機能も備えており、収穫と同時に籾の選別も行えます。これにより、収穫作業が非常に効率的になります。

乾燥機

乾燥機

乾燥機は、収穫した籾を乾燥させるための機械です。収穫後の籾にはまだ水分が含まれており、そのまま保存すると品質が低下する恐れがあります。乾燥機を使って適切な水分量まで乾燥させることで、玄米としての品質を保ちます。乾燥方法には、遠赤外線を使ったものや熱風を使ったものがあります。

籾すり機

籾すり機

籾すり機は、乾燥した籾から籾殻を取り除くための機械です。この作業を「籾すり」と呼び、玄米を得るための重要な工程です。籾すり機には、ゴムロール式や衝撃式などの種類があり、米粒を傷つけないように設計されています。

散布機・噴霧器

散布機・噴霧器

散布機噴霧器は、田んぼに肥料や農薬を均等に散布するための機械です。これらの機械を使うことで、稲の生育を促進し、病害虫から守ることができます。特に大規模な農場では、効率的に散布を行うためにこれらの機械が不可欠です。

米作りに使う農機具にかかる費用

米作りに使う農機具にかかる費用

先ほど紹介した米作りに必要な農機具の費用についてもそれぞれ紹介していきます。
それぞれの機械の価格は、性能やメーカー、モデルによって異なりますが、およその相場を以下にまとめました。

農機具 価格帯
トラクター 200万~300万円
田植え機 100万~300万円
コンバイン 200万~500万円
乾燥機 100万~200万円
籾すり機 50万~100万円
散布機・噴霧器 数万~20万円以上

トラクター

トラクターの価格は、機種や馬力によって異なります。一般的な30PS(馬力)級のトラクターは約200万円から300万円程度で購入できます。中古品の場合は100万円台から見つかることもあります。

田植え機

田植え機は、歩行型と乗用型があり、歩行型は100万円から150万円、乗用型は200万円から300万円程度です。大型の乗用型はさらに高額になる場合もあります。

コンバイン

コンバインは稲刈りと脱穀を行う機械で、価格は200万円から500万円以上です。2条刈りの小型コンバインであれば200万円台から、中型の3~4条刈りであれば300万円から400万円程度となります。

乾燥機

収穫した籾を乾燥させるための乾燥機は、100万円から200万円程度です。遠赤外線や熱風を使用するモデルがあり、容量や性能に応じて価格が変わります。

籾すり機

籾すり機は、籾殻を取り除くための機械で、50万円から100万円程度です。高性能な機種や大容量のものは100万円を超える場合もあります。

散布機・噴霧器

肥料や農薬を散布するための機械で、手動タイプは数万円から、動力タイプは10万円以上となります。中には20万円を超えるものもあります。

これらの費用は新品の価格であり、中古品を購入することでコストを抑えることも可能です。また、機械の共同利用やレンタルを活用することで、初期費用を削減する方法もあります

米作りに使う農機具をなるべく安く買うには?

米作りに使う農機具をなるべく安く買うには?

米作りに必要な農機具を安く購入するためには、以下の方法があります。

  • 中古農機具の購入
  • リースやレンタルの利用
  • 共同購入

これらの方法を組み合わせることで、米作りに必要な農機具を安く手に入れることができます。

特に、中古品を検討する場合は、信頼できる販売業者から購入し、購入前に機械の状態をよく確認することが重要です。

以下にその代表的な方法を紹介します。

中古農機具の購入

新品の農機具は高価ですが、中古品を購入することでコストを大幅に削減できます。例えば、「のうき屋」などの中古農機具販売店では、整備済みで安心して使える中古機械を提供してるので、オススメです。

別記事にて、中古農機具を購入するにあたり失敗しないポイントもまとめてありますのでご参考ください。

リースやレンタルの利用

一時的な使用や初期投資を抑えたい場合、リースやレンタルが有効です。これにより、購入費用を抑えつつ、必要な機械を利用することができます。特に、最新機種を短期間で試してみたい場合に適しています​​。

共同購入

複数の農家が共同で機械を購入することで、1人あたりの負担を軽減できます。この方法は、使用頻度が少ない機械や高額な機械に有効です。共同で使用することで、効率的な機械利用が可能になります​。

米作りの農機具を購入する際の注意点

米作りの農機具を購入する際の注意点

農機具の購入には多額の投資が必要なため、慎重に検討することが重要です。

以下は、米作りの農機具を購入する際に考慮すべき主な注意点です。

  • 機械の種類と必要性の確認
  • 中古品を選ぶ際は慎重に
  • 機械のサイズと性能を確認
  • メンテナンスとアフターサービスを確認
  • 費用対効果の検討

これらの点を考慮し、適切な機械を選ぶことで、米作りの効率を大幅に向上させることができます。購入前には複数の選択肢を比較検討し、自分の農場に最適な機械を選びましょう。

機械の種類と必要性の確認

米作りには多くの工程があり、それに応じた様々な農機具が必要です。田植え機、コンバイン、トラクターなど、作業内容に適した機械を選びましょう。
特に、どの作業が手動では難しいか、効率化が求められるかを明確にすることが大切です。

中古品を選ぶ際は慎重に

新品の農機具は高価ですが、中古品はコストを大幅に抑えることができます。
ただし、中古機械は故障リスクが高くなる可能性があるため、購入時には信頼できる販売業者から整備された機械を選ぶようにしましょう。

機械のサイズと性能を確認

農地の規模に合った機械を選ぶことが重要です。

例えば、広い農地には大型の機械が必要ですが、狭い農地では小型の機械が適しています。

また、機械の馬力や機能を確認し、必要な作業を確実に行える性能を持つものを選ぶべきです。

メンテナンスとアフターサービスを確認

農機具は定期的なメンテナンスが必要です。
購入前に、機械のメンテナンスや修理の容易さ、保証期間、アフターサービスの内容について確認しておくことが重要です。
また、部品の供給が安定しているメーカーの製品を選ぶと良いでしょう。

費用対効果の検討する

機械の購入には初期費用だけでなく、燃料費や保険、保管場所の費用などもかかります。

これらの費用を考慮に入れた上で、機械の導入がどの程度作業効率を向上させるか、費用対効果を十分に検討しましょう。

まとめ

米作りに使う農機具

今回は、米作りに使う農機具について紹介してきました。

これらの農機具は、農作業の効率化を図り、作業の負担を軽減するために欠かせない存在です。

トラクターや田植え機、コンバインなど、各機械の特徴と役割を理解し、適切に選ぶことで、質の高い米の生産が可能となります。

また、農機具の購入に際しては、新品と中古品の選択やメンテナンスの考慮、さらに費用対効果の検討が重要です。

農地の規模や予算に合わせて最適な選択をすることで、コストを抑えつつ、効率的な農業経営を実現することができます。

今後の米作りにおいて、これらのポイントを参考にしながら、最適な農機具を選び、活用していってください。

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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