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中古農機具買取コラム

【徹底解説】トラクター・コンバインに必要な運転免許(大型特殊免許)と牽引作業

公開日
更新日
目次
  1. はじめに
  2. トラクターやコンバインの公道走行に必要な免許
  3. トラクターの免許の種類と分類
  4. 小型特殊免許の取得方法
  5. 大型特殊免許の取得方法
  6. 大型特殊免許「農耕車限定」
  7. 免許取得のメリットと注意点
  8. トラクターの牽引に関する免許
  9. まとめ

1. はじめに

トラクターは、農業や土木作業などで重要な役割を果たす優れた機械です。しかし、その操作には適切な免許が必要です。本稿では、トラクターが公道で走行する際に必要な免許やその取得方法について詳しくご説明します。公道での安全な運転と免許取得の重要性について考えてみましょう。

2. トラクターやコンバインの公道走行に必要な免許

トラクターやコンバイン私有地内での使用では特に免許は必要ありませんが、農道や一般の公道での走行には免許が必要となります。これは、安全な交通環境を維持し、公道上での他の車両との調和を保つための規制として導入されています。

公道でトラクターやコンバインを運転する際、道路交通法によりトラクターは「小型特殊自動車」または「大型特殊自動車」に分類され、それに応じた免許が必要となります。小型特殊自動車は「普通免許」または「小型特殊免許」が必要です。免許を持たずに運転した場合、無免許運転とみなされ、法的な制裁を受ける可能性があります。

トラクターの運転者は、公道での運転に関する免許取得のルールや要件を理解し、遵守することが大切です。

農林水産省HP

3. トラクターの免許の種類と分類

トラクターの免許には、そのサイズや性能に応じて二つの主要な種類が存在します。これは、トラクターを「小型特殊自動車」と「大型特殊自動車」に分類する基準によるものです。

小型特殊免許

トラクターが以下の条件を満たす場合、それは「小型特殊自動車」に分類され、小型特殊免許が必要となります。

  • 長さが4.7m以下
  • 幅が1.7m以下
  • 高さが2.0m以下(ただし、ヘッドガードを備えた場合は2.8m以下)
  • 最高速度が15km/h以下

これに該当するトラクターの運転者は、小型特殊免許を取得する必要があります。ただし、すでに普通免許を持っている場合、小型特殊免許は普通免許の下位免許として、特に取得する必要はありません。

大型特殊免許

トラクターが上記の基準を満たさない場合、すなわち一つ以上の寸法や最高速度が超える場合、そのトラクターは「大型特殊自動車」に分類されます。これに伴い、運転者は大型特殊免許を取得する必要があります。

大型特殊免許を取得することで、小型特殊免許も含まれるため、トラクターの種類に応じた免許を取得することで、適切な運転が可能となります。ただし、大型特殊免許だけでは普通自動車を運転することはできないことに留意してください。

トラクターの画像1

4. 小型特殊免許の取得方法

小型特殊免許の取得条件と方法について詳しく見ていきましょう。

取得条件

小型特殊免許を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 16歳以上であること。
  • 両目の視力が0.5以上であること。
  • 一つの眼が見えない場合、他の眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。
  • 赤色、青色、黄色の識別ができること。

取得方法

小型特殊免許を取得するためには、運転免許試験場(運転免許センター)で行われる適性検査と学科試験を受ける必要があります。これらの試験に合格した後、技能講習を受講し、合格すると小型特殊免許が交付されます。自動車学校では小型特殊免許のコースは少ないため、一般的には運転免許試験場に直接行くことが多いです。

普通免許を既に持っている場合、小型特殊免許は普通免許の下位免許とされるため、普通免許だけでも小型特殊自動車の運転が可能です。

試験場の費用は、受験料と免許証交付料を合わせて3,550円となります。ただし、この金額は地域によって異なる場合がありますので、詳細な情報は試験場で確認してください。

5. 大型特殊免許の取得方法

大型特殊免許の取得条件と方法について探ってみましょう。

取得条件

大型特殊免許を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 18歳以上であること。
  • 両目の視力が0.7以上かつ、一眼の視力がそれぞれ0.3以上であること。
  • 一つの眼の視力が0.3に満たないか、一眼が見えない場合は、他の眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。
  • 赤色、青色、黄色の識別ができること。

取得方法

大型特殊免許を取得するためには、自動車学校での学科講習と技能講習を受ける必要があります。普通免許を既に取得している場合と、取得していない場合で、講習内容や必要な時間が異なります。

普通免許を持っている場合、講習の時間が短縮され、大型特殊免許の取得が早く、費用も抑えられます。最終日に卒業試験に合格した後、運転免許試験場へ向かい、適性検査、技能試験、学科試験を受け合格すると、大型特殊免許が交付されます。

自動車学校の費用は地域や学校によって異なりますが、指定自動車学校を卒業する場合の費用は3,800円(受験料1,750円、免許証交付料2,050円)です。直接受験する場合は6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円)となります。

講習内容の違いに注意

普通免許を取得している場合、講習時間が短縮されますが、運転技術の向上と安全運転の確保を重視し、運転技能をしっかりと習得することが重要です。適切な講習を受けることで、免許の取得だけでなく、安全なトラクター運転の能力も向上させることができます。

トラクターの画像2

6. 大型特殊免許「農耕車限定」

大型特殊免許の中には、「農耕車限定」の免許も存在します。これは、トラクターや他の農耕車に限られた免許で、公道での運行が可能です。農業を営む方々にとって、この免許は特に有益であり、効率的な作業に寄与します。

取得条件

  • 大型特殊免許「農耕車限定」を取得するための条件は、通常の大型特殊免許と同じです。つまり、18歳以上であること、特定の視力条件を満たすこと、識別能力があることが求められます。

取得方法

大型特殊免許「農耕車限定」は、農業大学校やJA(農業協同組合)を通じて取得することができます。特に農業大学校では、農業を学ぶ生徒以外にも申し込むことが可能です。約3~4日間の期間中に、毎日通える方を対象とした講習が行われます。

取得費用は数千円から数万円程度で、自動車学校の免許取得に比べて手頃です。ただし、地域や実施時期によって料金が変動することがあります。農耕車限定免許は、農耕車のみを運転する予定の方々にとって、コスト効率が高く、手軽な取得方法です。

ただし、申込期間や募集人数に制限があるため、利用を考えている方は、事前に各地域の農業大学校やJAに問い合わせて詳細を確認することが重要です。この免許を利用することで、農作業の効率を向上させながら、公道での安全な運行が実現できます。

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7. 免許取得のメリットと注意点

トラクターの運転免許を取得することにはさまざまなメリットがありますが、同時に注意が必要な点も存在します。

メリット

  • 合法な運転: 免許を持つことで、公道でのトラクター運転が合法的に可能となります。これにより、農地との行き来や作業時の移動がスムーズに行えます。
  • 安全確保: 適切な免許を持つことで、運転者はトラクターの運転技術や交通ルールを学ぶ機会を得ることができます。これにより、安全運転が促進され、事故やトラブルのリスクが低減します。
  • 選択肢の拡大: 大型特殊免許を取得することで、幅広い種類のトラクターを運転することができますので、より効率的な作業が可能となります。

注意点

  • 違反と罰則: 免許を持たずにトラクターを公道で運転すると、無免許運転とされ、法的な罰則が科される可能性があります。罰金や懲役の刑罰を受けることがあるため、免許を取得し遵守することが重要です。
  • 正確な免許の取得: トラクターのタイプや性能に応じて適切な免許を取得することが重要です。誤った免許を取得してしまうと、運転できるトラクターの種類に制限が生じる可能性があります。
  • 技術の習得: 免許を取得する際には、適性検査や技能講習が行われます。これらの訓練を適切に受け、トラクターの運転技術や安全運転のスキルを習得することが大切です。
  • 期限の確認: 免許には有効期限が設定されています。有効期限を過ぎてから運転すると無効な免許となり、罰則が科せられる可能性があります。定期的に免許の更新を忘れないようにしましょう。

トラクターの免許取得には、適切な知識と意識を持つことが大切です。合法的かつ安全な運転を行うために、免許取得のプロセスをしっかりと理解し、遵守していくことが必要です。

8. トラクターの牽引に関する免許

トラクターの牽引作業には、適切な免許が必要です。以下に、牽引に関する免許について詳しく説明します。

小型特殊免許と大型特殊免許

トラクターの牽引に関する免許は、トラクターのサイズや性能によって異なります。主に以下の免許が関連します。

小型特殊免許

トラクターの寸法や最高速度に基づいて取得が必要です。適性検査や学科試験を受け、技能講習を修了することで取得します。普通免許を既に持っている場合、小型特殊免許は下位免許となり、トラクターの公道運行が可能です。

大型特殊免許

小型特殊自動車の基準を超える寸法や速度のトラクターに関して、大型特殊免許の取得が必要です。自動車学校で学科講習と技能講習を受け、試験に合格することで取得します。大型特殊免許を取得すると、小型特殊免許も含まれます。

農耕車限定免許

一部の地域では、「農耕車限定免許」という特殊な免許が提供されています。これは、トラクターなどの農耕車に限り公道運行が可能な免許です。大型特殊免許と同様の条件で取得可能であり、農業大学校やJAで受講することができます。

トラクターの画像3

9. まとめ

トラクターの公道運行に関する免許取得について、以下のポイントをまとめます。

  • トラクターを所有し、公道で運転する場合、適切な免許を取得することが法的に必要です。違反した場合、無免許運転とみなされ罰則が科される可能性があります。
  • 免許の種類は、トラクターのサイズや性能によって異なり、「小型特殊免許」と「大型特殊免許」が存在します。
  • 小型特殊免許は、運転免許試験場で適性検査と学科試験を受け、技能講習を受講して取得します。普通免許を持つ場合、小型特殊免許は下位免許として認識されます。
  • 大型特殊免許は、自動車学校で学科講習と技能講習を受け、適性検査・技能試験・学科試験に合格して取得します。普通免許を持つ場合、取得手続きが短縮されます。
  • 大型特殊免許「農耕車限定」も存在し、農業大学校やJAで取得できます。取得費用や実施期間は他の免許取得に比べ手軽であり、農業に従事する方に適しています。

農業従事者だけでなく、農機具整備士、JA、中古農機具販売店、農機具買取業者など、近年では取得者は増加しています。

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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