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中古農機具買取コラム

【徹底解説】ラジコン(リモコン)草刈り機の特徴やメリットから補助金活用まで

公開日
更新日
目次
  1. はじめに ラジコン(リモコン)草刈り機とは
  2. ラジコン草刈り機の様々な用途
  3. ラジコン草刈り機の特徴
  4. 購入する前、使用する際の注意点とは
  5. 導入するメリット
  6. 中古のラジコン草刈り機の価格相場と買取り価格
  7. ラジコン草刈り機のレンタル
  8. 補助金活用(スマート農業の導入支援事業)

1. はじめに ラジコン草刈り機とは

ラジコン草刈り機とは、リモコンやプロポなどの遠隔操作で動かすことができる草刈り機のことで、近年スマート農業の代表的な農機具として注目を集めています。最近では、あまりにも人気が出すぎて、オーレック等のクローラタイプのラジコン(リモコン)草刈り機は入荷に1年以上かかるほどです。また、その利便性や安全性から農林水産省も勧めていますし、各自治体では補助金も用意されています。

2. 用途:

① 難しい地形での作業:

山や丘、湿地など、急傾斜など人が歩くのが困難な地形での草刈り。耕作放棄地など、人が入るのが難しいような特定の地形に対応するためのタイヤやクローラを持つ機種も存在。

② 太陽光発電など危険な場所での作業:

道路脇や鉄道脇といった交通の流れが近くにある場所での草刈り。落石のリスクがある斜面や崖際。太陽光発電など人が作業すると転落の危険がある場所。

③ 人が入りにくい場所での作業:

建物や構造物の周り、障害物が多い場所。狭い通路や隙間、高い場所など、人が直接入るのが困難な場所。

⑤ 環境保全や生態系の維持:

ラジコン草刈り機・ARC-500

3. 特徴:

ラジコン草刈り機は、リモコンやスマホなどで遠隔操作が可能なのが最大の特徴です。これにより、操作者は機械から離れた安全な場所にいることができます。専用のリモコンを使用して操作を行い、一部のモデルではスマートフォンやタブレットを用いた操作ができるものもあります。また、カメラやセンサー、さらにはAI機能を搭載しているモデルも存在し、これによって遠隔地でのより精確な操作がサポートされます。

地形適応能力も高く、4輪駆動やクローラ式の設計が取り入れられていることが多いです。これにより、地面の凹凸や滑りやすい土地でも安定した走行と作業が可能となっています。特に斜面や坂でも作業ができるように、重心の低い設計や特殊なタイヤ、クローラが採用されている場合が多いです。

安全性にも優れており、人が直接操作する機械に比べて危険性が低いとされています。多くのモデルではセンサーや警告システムが搭載されており、障害物や急な地形変化を検知すると緊急停止することができます。

駆動方式としては、バッテリーまたはエンジンが使用されます。電池駆動のモデルでは電池の持ち時間や充電時間が考慮点となる一方、ガソリンやディーゼル燃料を使用するモデルは作業時間や出力の面で利点を持っています。

また、狭い場所や難アクセス地域でも使用できるように、コンパクトに設計されているモデルも多いです。一部のモデルでは折り畳みや部品の取り外しが容易で、運搬や保管が便利です。

ラジコン草刈り機・ARC-500

4. 購入する前、使用する際の注意点とは

ラジコン草刈り機を使用する際と、購入する前の注意点について説明します。

まず、ラジコン草刈り機をはじめて使用する場合、意識しなければならないのは、操作には一定の技術が必要ということです。特に斜面や狭い場所、障害物が多い場所での操作は難易度が高くなります。初めて使用する際や、経験が少ない場合等、ラジコン草刈り機を購入する前には十分に考慮しなければなりません。購入したはいいが、使えなかったでは元も子もないですからね。また。ラジコン草刈り機の安全性を過信しないようにすることも大切です。確かに遠隔操作により直接的な危険は低減しますが、機械の故障や操作ミスによる事故のリスクはゼロではありません。常に周囲の状況を確認しながら、慎重に操作することが求められます。

さらには、ラジコン草刈り機の購入価格や維持費には注意が必要です。高性能なモデルや特定の機能を持つモデルは、価格が高くなる傾向があります。また、定期的なメンテナンスや部品の交換、バッテリーの充電や燃料の補給など、運用コストも考慮する必要があります。便利なのは間違いないですが、想像以上にコストがかかってしまうのは避けたいところですよね。また、農機具なので買取り価格も意識した方が良いですね。中古ラジコン草刈り機として、価格の下がりにくいモデルを選ぶことで、買取り価格の高値を維持することで、買換えなどもスムーズにいきます。購入する前には、これらの事もしっかりチェックしてから選びましょう。

5. ラジコン(リモコン)草刈り機を導入するメリット

ラジコン草刈り機の最大のメリットは、遠隔操作が可能であることです。これにより、操作者は物理的に機械の近くにいる必要がなく、特に危険な場所やアクセスが難しい場所での作業が効率的に行えます。私が目の当たりにしたのは、真夏の暑い日に高齢の方が軽トラの中から、涼しそうに操作していたことです。これには正直驚きましたね!

また、人が直接操作する機械よりも安全性が高いのも大きな利点です。操作者が機械の近くにいないため、突然のトラブルや自分自身のけが等のリスクが大幅に低減します。さらに、地形適応能力の高さも大きな利点の一つです。多くのラジコン草刈り機は、4輪駆動やクローラ式の設計が採用されており、斜面や滑りやすい土地、地面の凹凸などの難易度の高い地形でも安定して作業が行えます。以上のようにラジコン草刈り機を導入するメリットはすごく多いですね。

6. 中古のラジコン草刈り機の価格相場と買取り価格

やはり、まだそれほど普及していないため、中古市場にはそれほど多くのラジコン草刈り機は出回っていません。そのため、ラジコン草刈り機は、中古農機具として価格相場が確立していないのが現状です。そのような中でも暫定ではありますが、おおよそ60万程度で取引きされているようです。また、ラジコン草刈り機の農機具買取り価格帯は、50万前後となっておりますので、購入される際には参考にしてください。

7. ラジコン草刈り機のレンタル

最近では、一般の草刈り機と同様にラジコン草刈り機のレンタルをはじめている業者もあります。以下にレンタルをやっているサイトをご紹介します。レンタル料金は各社でかなり差があるようですが、オプションや追加料金等、比較してみましょう。

8. 補助金を活用しよう

近年、スマート農業として注目されているラジコン(リモコン)草刈り機の購入には、国や自治体から様々な補助金が用意されています。特に農林水産省では、スマート農業の導入にあたり、補助金支給制度を設けることで、その導入を推進しています。購入前に農林水産省や自治体の各種補助金紹介ページで適用されるかを確認し、補助金をうまく活用していきたいですね。

農業で使える補助金に関しては下記のコラム記事も参考にしてください。

農業で使える補助金・助成金27選!新規就農者や人材確保向けの制度も解説

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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