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中古農機具買取コラム

トラクターの買取相場は?買取業者の選び方と高価買取のポイント

農機具を高く売るコツ・トラクター
公開日
更新日

トラクターの買い替えなどに伴い、お持ちの農機具やトラクターの処分にお悩みではないでしょうか?
農機具の中でも大きく重量のあるトラクターの処分や買取り方法に悩む農家の方は少なくありません。

実は中古トラクターの市場価値は高く、予想以上の価格でトラクターの高価買取りしてもらったという事例も数多く存在しており、売却は現実的かつ魅力的な選択肢として注目されています。

本記事ではトラクターの処分について「売却」、「買取り」という選択肢を中心に解説し、農機具の高価買取りを目指すためのコツも記載しました。
トラクターの処分にお悩みの方、売却・買取りを検討している方はぜひご一読ください。

中古の農機具やトラクターの処分は「廃棄」よりも「売却」、「買取り」がおすすめ

買い替えなどの事情で現在持っているトラクターを手放す際、主な方法としては「廃棄」と「売却」、農機具買取り業者への買取りがありますが、廃棄は費用面、手続き面でコストが高くおすすめできません。

トラクターの廃棄には費用がかかる

トラクターを廃棄する場合、以下のようなコストが発生します。

  • トラクターのタイヤ等の処分費用
  • 運搬費用(持ち込みの場合は不要)

トラクターを処分する場合、基本的に費用は不要です。重量があるので鉄くずとしても価値があるため、よほど悪徳な買取り業者でなければ、費用を取られることは無いと思います。ナンバープレートのついた大型特殊車両の場合、業者から譲渡証明書を受け取ることも必要です。

抹消登録

トラクターの廃棄は手続きが煩雑になる場合も

トラクターの廃棄後、車両の抹消登録の必要な場合があります。特にナンバーを取得している場合には、手続きを忘れてしまうと、ずっと税金を支払わなければならなくります。買取りや処分に出す場合はナンバーを外して所管の自治体でトラクターの廃車手続きをしましょう。

価格がつかなくても引き取りを依頼するのがおすすめ

場合によっては買取を前提に査定を受けても値段がつかず売却ではなく無償での引き取りとなるケースや、場合によっては逆に有償での引き取りとなるケースもあります。

金額次第ではありますが、そういった場合においても自身で廃棄の処分を行うことに比べると費用、工数の面で低コストなケースが多いため、価格がつかなかった場合は売却を諦めて引き取りを検討するのも一つの選択肢です。
ある業者では価格がつかなかったもの、有償対応となったものが別の業者では買取価格が提示できるケースもあるため、売却先は一つに絞らないことをおすすめします(具体的な選択肢は次の項目で説明します)。

中古のトラクターを買取りしてもらう方法

中古のトラクターを売却する代表的な方法としては以下が挙げられます。

農協(JA)に売却

農家にとって身近な存在である農協JAが中古のトラクターの買取りを行ってくれる場合があります。農協は新しい農機具の販売も事業として扱っているため、特に新しいトラクターの購入に伴っての下取りで買取が可能なケースも。

売り先を考える必要がなく取引もスムーズですが、主目的が買い替えに伴う下取りである以上、それほど高価での買取は期待できないケースも少なくありません。
高価での売却を行うことよりも手間なく速やかに手放すことが目的の場合、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

メーカー・販売店に売却

トラクターを購入したメーカーや販売店なども農協同様、買取対応が可能な場合があります。特に新しいトラクターの購入に際しては下取りを行ってくれる可能性が高いと言えるでしょう。
メーカーや販売店も特別に高価での買取は期待できないケースも多いですが、買い替えに伴いスムーズに中古トラクターを手放したい場合は便利です。
下取りと買取りの違いについては、こちらで詳しく説明していますのでチェックしてみてください。
トラクターや農機具の下取りと買取り業者の違いは?お得なのはどっち?

個人間売買(直接)

トラクターを手軽に売却できる可能性がある方法の一つが個人間売買。直接売買することで市場の相場よりも安い金額で販売しても売り手としては十分な代金を受け取れるのが魅力です。

近隣に農業従事者が多い地域の場合、UIターン者の新規就農や、定年退職した会社員・公務員の方の新規就農などトラクターの購入ニーズは少なくありません。
近隣の付き合いで売買を行う場合は特に売買価格だけでなく修理・メンテナンス等の責任範囲も明確にしておくことで後々トラブルになるリスクを低減できます。

個人間売買(インターネット)

最近ではオークションサイトやフリマアプリなどインターネットを通じた個人間売買も活発になっています。中古の大型農機具が個人間で売買されているケースも少なくありません。
購入希望者を直接探すにあたり、インターネットを活用できるとその対象は格段に広げられます。

ただし、顔の見えない相手と取引することになるため、売買や受け渡し(引き取りに来てもらうのか、何らかの手段で送るのかなど)を含めてトラブルになるケースも存在します。
扱う金額が個人間売買としてはかなり高額になりがちなため、インターネットでの個人間売買に慣れているのでなければ難しい面もあるかもしれません。

農機具専門の買取業者に売却

中古トラクターなどの農機具の買取を専門としている業者が存在します。買い取られたトラクターは整備した後に販売されるケースが大半ですが、場合によっては分解して部品として利用もしくは販売されるケースも。そのため、故障しているトラクターや動かないトラクターであっても価格がつくこともあります。

トラクターの買取の相場や査定基準など業者によって大きく異なるため、複数の業者に査定を依頼するのがおすすめです。

中古トラクターの買取価格の査定ポイント

中古トラクターの買取価格は10万円程度~数百万円程度まで、状況によって大きく異なります。
中古トラクターの価格を左右する要素の中で特に重要なポイントは以下の3つです。

機種

トラクターの買取相場を決める上でベースの判断要素となるのが機種です。

  • メーカー(大手メーカーをはじめとする日本製トラクターは高値がつきやすい)
  • 型番(人気機種・新しい機種は高値がつきやすい)
  • 馬力(大きい方が高値がつきやすい)

機種をベースに後述の機体のコンディションや使用時間などを考慮し、査定価格が決定します。

機体のコンディション

当然ながら車体が綺麗であること、買取後の修理やメンテナンスのコストがかからないことは査定においてプラス要素です。
保管状態が良いほど買取価格も高くなります。錆やキズ、汚れなどは清掃や修理をしておくと査定額が上がる可能性があります。

コンディションが悪くても買取自体は可能なケースも少なくありませんが、可能な限りの清掃・修理・メンテナンスを行うことで買取査定価格が向上することが期待できます。
農機具の場合、故障個所があると買取価格が下がります。特にエンジンや変速機などの重要部品の故障はマイナス査定の対象となります。

こちらも併せてご参考ください。
トラクターのトラブル(故障)の原因と対処法

使用時間(アワーメーター)

中古トラクターの資産価値を判断する上で重要な指標となるのが「使用時間(アワーメーター)」。自動車の走行距離のようなもので、トラクターの寿命やメンテナンス時期の指標でもあります。

一般的な想定としてトラクターの寿命は適切な管理(適切なメンテナンス・オイル交換など)のもとで「馬力×100(時間)」程度。使用時間が300~500時間程度までが市場でも高く評価され高価での買取が成立しうるライン、1000時間を超えてくると市場価値も大幅に下がる傾向にあります。
そのため、トラクターを購入時点から将来的な買い替えなどに伴い売却を視野に入れている場合、1000時間を超えるまで使い続けるよりもある程度の段階で売却してしまった方が採算がとれるかもしれません。

なお、1000時間を超えているトラクターであっても海外向けの販売であればある程度の高値がつくケースがあります。
耐久性が高く燃費の良い日本製のトラクターは新興国でも人気が高く、国内市場では取引相場が大幅に下落する1000時間超えのトラクターにも大きな需要があるため一定の価格で販売できるケースも少なくありません。そのため、海外への販売ルートを持っている農機具買取り業者であれば、比較的高価での買取が成立する傾向にあります。

オプション装備

オプション装備があると買取価格も高くなります。例えば、キャビンやエアコン、フロントローダー、ロータリーなどは需要が高いオプション装備です。

こちらも併せてご参考ください。
【トラクター作業機(アタッチメント)6選】の特徴とその買取り価格

人気トラクター買取価格相場

トラックの荷台に乗せられたトラクター

中古トラクターの買取価格の相場は、馬力や状態によって大きく変わってきます。一般的には、数万円から数百万円くらいまでの幅があります。クボタ・ヤンマー・イセキなどの人気メーカーの場合は、20年以上前の古いモデルでも高値で買い取りしてもらえる場合が多いです。また、走行時間(稼働時間)や故障個所の有無、保管状態なども査定額にかなり影響するため、先述した査定ポイントを参考にして、自分のトラクターの状態を把握しておくと良いでしょう。。

クボタ KL25

KL25は25馬力であり、中型トラクターに分類されます。3気筒ディーゼルエンジンが搭載され、ハイドロスタティックトランスミッションやオールラウンドタイヤ、使いやすい操作系が特徴です。また、オプションでフロントローダーやバックホウを装着可能です。

KL25の買取相場は、様々な要因によって変動しますが、過去のオークションで中古トラクターの売買情報では、平均すると約60万円の価格で取引されているようです。

クボタ GRANDMAX トラクター GM64

GM64は、農業用の高性能なトラクターです。耐久性と安全性は非常に高く、エンジン性能、操作性、メンテナンス性、快適性も良いと言えます。

このトラクターの買取価格の相場は、年式や走行距離、状態などによって異なりますが、一般的には100万円から保管状態のよい機体だと200万円程度で取引されることもあります。

クボタ トラクター GB130

GB130は総合的に見て、強力なエンジンと高い耐久性を備えたトラクターであると言えます。メンテナンスも容易であり、安全性も高いです。

クボタのトラクターGB130は、農業用の小型トラクターとして人気があり、買取価格の相場は、約30万円から50万円程度です。

ヤンマー トラクター EG227

EG227は、2018年に発売されたコンパクトな農業用トラクターです。このトラクターの特徴は、高い燃費効率と低い排出ガス量を実現したディーゼルエンジンや、操作性を高めたオートマチック変速機などです。また、耕うん機やロータリーハローなどの作業機との連結も簡単にできます。

EG227の買取価格の相場は、使用状況や年式によって異なりますが、一般的には50万円から100万円程度となります。

イセキ トラクター TU28F

TU28Fは、1990年代に発売された農業用の小型トラクターです。耕うん機やロータリーなどのアタッチメントを取り付けることができ、多様な作業に対応できます。また、4輪駆動やパワーステアリングなどの機能も備えており、操作性や安全性にも優れています。

買取価格の相場は、状態や年式によって異なりますが、一般的には30万円から50万円程度です。

イセキ トラクター AT30

AT30は、33馬力のエンジンを搭載しており、ATシフト、IQターン、自動水平制御、自動耕深制御、逆転、エアコンキャビン、ロータリーRAT17などの機能があり、稲作や畑地での管理作業や牧草収穫作業など幅広い用途に使用することができます。

買取り価格相場に関しては、あまり情報がありませんが、ヤフオクにて、60万円程度で入札されているケースがありました。

こちらも併せてご参考ください。
【歴代モデル完全ガイド】クボタトラクターの年式・型式・買取価格一覧
【年表付き完全ガイド】ヤンマートラクターの年式・型式・価格一覧
【年表付き完全ガイド】イセキトラクターの年式・型式・価格一覧

中古トラクターを高く買い取りしてもらうためのコツ

トラクターの中古市場での価格を左右するポイントについて解説しましたが、具体的に売却を検討しているトラクターに関しては機種や使用時間は変えられないため、今の状態でできる限り高く売却するための方法を検討するしかありません。

車体を綺麗に清掃する

最も手軽に買取価格を上げうるのが車体の清掃。売却時点で綺麗な状態か汚れているかはトラクターのコンディションそのものに影響はありませんが、見た目の状態は購入・買取を検討している買い手の印象に大きな影響を与えます。
特に農機具買取業者に依頼する場合、見た目が汚れていることは減額評価に直結するため少しの手間で査定価格に差をつけることが可能です。

トラクターのメンテナンス

付属品・説明書もセットする

購入時に付属されている説明書や付属品なども一緒に売却することで金額が上がる傾向にあります。中古品の販売にあたり、箱(トラクターの場合はありませんが)や説明書、付属品があると買取価格が上がるのが一般的ですが、トラクターも例外ではありません。
現在売却を検討している場合、付属品や説明書が手元に残っている場合は一緒に売却できるよう準備しておくことで買取価格の向上が期待できます。

軽微なメンテナンス・修理は行う

トラクターはメンテナンスが必要な状態ないしは修理しなければ動かない状態であっても売却は可能ですが、買い取った側でコストが発生する分買取価格は下落する傾向があります。
そこで、軽微な修理やメンテナンスなどは大きなコストの発生しない範囲で自分で行った上で査定を依頼すると買取価格が上がることが期待できます。

ただし、高額な部品の交換や修理業者への依頼を要するような状態の場合、修理のためにかけたコストが買取価格に十分に反映されない可能性もあるため、見極めが必要です。

中古トラクターのタイヤ

広く複数の方法で売却を検討する(相見積もりなど)

市場の相場は買取価格の決定に大きな影響を与えますが、具体的にどのくらいの金額で売買が成立するかは買い手の需要にもよります。

例えば買取業者の場合、市場価値が高い機種であっても業者の在庫として余っているようであれば高価での買取は難しいかもしれません。もしくは、海外への強い販売ルートを持っている業者であれば、国内では安価でしか販売できないトラクターであっても海外で需要が高ければ高価での買取価格が提示できる可能性もあります。

売り手側からどの業者がどういった中古トラクターの需要が高いか、低いかを判断するのは難しいため、複数の業者から買取価格の提示を受け、より高価な金額を提示した業者と取引を行うのが合理的かつ効率的です。私自身もトラクターを売却した経験があります。その際に5社から見積もりを取りましたが、1番高い所と1番低いところでは3割近くも価格に差がありました。買取りに出す場合は、ぜひ複数から見積もりを取る事をおすすめします!

農機具・トラクターの買取りをご検討の方は以下の記事も読まれてます。
農機具売却マスターガイド:最適な時期と売却タイミングから買取り相場

おすすめのトラクター買取業者

業界最大級の農機具一括査定サービス「アグリユース」ではトラクターをはじめとする中古農機具の一括査定を行っております。
最大5社から一括で査定を行い、最も良い条件を提示した業者に売却すればよいのでスムーズかつ高価な売却が可能です。

アグリユースをご利用いただく3つのメリットを説明します。

最大5社の一括査定でスムーズに高価買取

アグリユースにご依頼いただくと、農機具買取業者最大5社に対して一括での査定依頼を行います。お客様は最も高い金額を提示した業者とのみやり取りをすすめれば良いため、手間なく高額での売却が実現します。

24時間365日、査定を受付

アグリユースではホームページおよびLINEから最短45秒での一括査定受付を行っております(※確認・ご連絡は翌営業日以降となります)。
必要最低限の情報の入力、お写真の送信で査定の準備に移るため、お申し込みも非常にスムーズです。

手厚いサポート

査定の依頼から売却まで、当社スタッフが手厚くサポートさせていただきます。農機具の中古買取の経験のないお客様だけでなく、農機具の知識がないお客様も最後まで丁寧にサポートさせていただきます。まずはお問い合わせ、ご相談からもお気軽にご連絡ください。

まとめ

トラクターは農機具の中でも大きく、自分で処分するのは一苦労。しかし、中古のトラクターの需要は高いため、ポイントを抑えて売却の準備を進めれば高価な買取を成立させ、新しいトラクターなど次の投資のための資金の一部を捻出できます。
ぜひ今回解説した内容を、今お持ちのトラクターの売却や今後のトラクターの購入、売却の判断にご活用ください。
アグリユースではトラクターの買取にあたり最大5社からの査定を行い、高価買取を実現します。最短45秒から査定できますので、ぜひお気軽にご利用ください。

中古の農機具・農業機械の買取をお願いしたくても、相場が分からなくて不安な方は多いでしょう。
そんな方には、一括査定がおすすめです。一括査定であれば、1回で複数の業者から見積りをとれます。さまざまな業者を比較することで、相場が分かるでしょう。農機具が複数台ある場合でも、一度に見積りがとれるので便利です。

農機具の買取業者を迷っている方は、こちらから一括査定を依頼してみましょう。

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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