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中古農機具買取コラム

【歴代モデル完全ガイド】クボタトラクターの年式・型式・買取価格一覧

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クボタトラクターは、日本の農業分野において重要な役割を果たしている農機具の一つです。ブランド力と信頼性の高い性能により、多くの農家がクボタトラクターを愛用しています。さらに、クボタはトラクターのみならず、田植機やコンバインなど、様々な農機具の開発・製造を行っており、その歴史と技術力は世界的にも高い評価を受けています。

本記事を通じて、クボタトラクターの年式や型式の違いや特徴を理解し、購入時やメンテナンス時に役立つ情報を得ることができることを目指しています。また、クボタトラクターの中古農機具市場の動向、農機具買取り価格の相場、さらに、クボタトラクター以外の農機具についても触れていきます。

トラクターの役割と機能

  • トラクターの役割と機能
    トラクターは、農業作業の効率化や作業負担の軽減を目的として設計された農機具です。その主な機能は、耕うん、播種、植え付け、収穫、輸送など、農作業全般をサポートすることです。また、トラクターは、取り付けられる様々なアタッチメントや、後部の三点リンク機構を利用して、ロータリーなどのアタッチメントを装着し様々な作業を行うことができます。
  • クボタトラクターの特徴
    クボタトラクターは、信頼性の高い性能から、多くの農家に愛用されており、国内・海外ともにトラクター市場では断トツの人気を誇ります。車に例えるとトヨタと思ってもらえれば分かりやすいですね。貿易でも買取り価格が高く設定されており、古い動かないトラクターでも高い買取値がつきます。以下に、クボタトラクターの主な特徴をいくつか挙げます。
  • 国内シェアNO,1
    クボタトラクターは、国内シェア4割を超え世界的にも圧倒的な人気を誇る農機具メーカーです。ディーゼルエンジンも性能がやく、何より農家にとって使いやすいの人気の理由でしょうね。
  • 世界に誇るクボタのディーゼルエンジン
    クボタトラクターは、燃費効率に優れたディーゼルエンジンを搭載し、低燃費で高い出力を実現しています。クボタは農機具のみならず、エンジンだけでも世界的に高く評価されてます
  • 操作性と安全性
    クボタトラクターは、操作性が抜群で運転席からの視界や操作パネルの配置が工夫されています。また、安全装置も充実しております。私の経験では操いやすさは抜群ですね。
  • 多様なラインナップ
    クボタトラクターは、小型から大型まで、幅広いラインナップが揃っています。クボタはお客様の声に耳を傾け、継続的な改善や新製品の開発に取り組んでおり、その結果、より多様なニーズに対応できるトラクターが生まれています。

クボタトラクターは、長年の実績と信頼性から、日本国内はもちろん、海外市場でも高いシェアを維持しています。これらの基本情報を把握することで、クボタトラクターの魅力や、年式・型式・価格・買取り相場に関する知識を深めることができます。

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【トラクター作業機(アタッチメント)6選】の特徴とその買取り価格
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年式と型式の意味

年式は、トラクターが製造された年を示しており、機械の性能や機能がどの程度古いか新しいかを把握するために重要です。

型式は、トラクターの型式や仕様を示し、通常アルファベットと数字の組合せで表記されています。同じ年式でも、型式によってエンジンの出力や機能、サイズなどが異なることがあります。型式を把握することで、トラクターの性能や適用範囲を理解し、購入やメンテナンス時に適切な選択を行うことができます。JAや農機具店で修理を依頼する場合、部品の注文、中古トラクターの購入、トラクターを買取りに出す際にも型式は必須となります。

  • 型式の見分け方
    クボタトラクターの型式は、通常、車体にプレートやステッカーで表示されています。以下に、型式を見分ける方法を示します。
  • 車体プレート
    トラクターのフレームやエンジンルームに取り付けられたメタルプレートに、型式やシリアル番号、製造年月などの情報が記載されています。このプレートを確認することで、トラクターの型式を特定できます。
  • ステッカー
    一部のクボタトラクターでは、車体に貼られたステッカーに型式が記載されています。ステッカーは、フレームやボンネットの側面に貼られていることが多いです。KL25,GL23など。
  • 取扱説明書:
    トラクターの取扱説明書にも、型式や年式が記載されています。取扱説明書を確認することで、正確な型式情報を入手できます。クボタはユーザーサービスが充実してるので、ホームページで全機種の取扱説明書がダウンロードできます。私もよく使いますが本当に便利ですね。

これらの方法を用いて、クボタトラクターの年式と型式を確認することができます。正確な情報を把握することで、トラクターの性能や適用範囲を理解し、中古トラクター購入やメンテナンス時、トラクターの買取りに適切な選択を行うことができます。

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GLシリーズ

主な年式と型式、買取価格相場

各型式の特徴と違い
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主要な年式と型式

クボタトラクターは、多くの年式と型式が存在し、それぞれに独自の特徴や性能があります。以下に、いくつかの主要な年式と型式を紹介します。

Lシリーズ
Lシリーズ

1960年代から製造されているクボタの代表的なトラクター。小型から中型まで幅広いラインナップが揃っており、農家のさまざまなニーズに対応できる汎用性が高いシリーズです。特にクボタトラクターL1シリーズは壊れたり動かない場合でも、海外輸出に絶大な人気があり、トラクターの買取り価格では他を圧倒しています。

1983(昭和58年) L1-(R)18
L1-20
L1-22
L1-24
L1-26
1984(昭和59年) L1-28
L1-33
L1-43
L1-38
L1-45
Bシリーズ
Bシリーズ

1970年代に登場したコンパクトトラクター。特に趣味農園や狭い作業場所に適しており、低重心設計による安定性が特徴です。発売当時はB1シリーズでしたが、次第にGBシリーズへと移行していきます。GBは中古トラクターで人気があります。GBの中古トラクターの相場は60万前後、買取価格は30万程度です。

1985(昭和60年) B1-14
B1-15
B1-16
B1-17
B-10D(4)
Mシリーズ

1980年代から製造されている大型トラクター。より大規模な農業作業に対応できる高出力エンジンや快適な運転環境が特徴です。クボタトラクターでは少し人気が低く、買取りや中古価格も低く取引されています。

1988(昭和63年) M7530(57)
M1-46
M1-55
M1-65
M1-75
M1-85
1990(平成2年) M1-100
M1-115
1993(平成5年) M1-85HQDT(58)
1995(平成7年) M1-60SQDT
M1-65SQDT
M1-85SQDT
M1-75SQDT-AT
M1-100SDTD(59)
MD77
MD87
MD97
MD107
MD117
GLシリーズ
GLシリーズ

2010年代に登場した環境性能に優れたトラクター。燃費効率や排出ガスの低減を実現しており、環境に優しいトラクターとして評価されています。発売当時から売れ続け、GL21~GL220~GL221へのマイナーチェンジしていきました。中古トラクターでは他のメーカーも含めて、GLシリーズの取り扱いボリュームが大きいです。農機具買取り業者ではクボタトラクターGLシリーズを買取り強化商品にしているところも少なくありません。

1991(平成3年) GL-33
GL-35
GL-40
GL-43
GL-46
GL-53
1993(平成5年) GL200
GL220
GL240
GL260
GL280
GL300
GL320
GL268
GL338
KLシリーズ
KLシリーズ

GL(グランデル)の後継モデルとして発売されたKLシリーズ。私の父親もKL315を農協で購入し使用していました。クボタの世界的地位を確立させる圧倒的な支持を受けたトラクターです。この頃からクイックヒッチ、オートアップ、モンローが表獣化されてきました。KLシリーズ今でも中古で大人気で、下取りや買取りでも予想を上回る高値がつくと評判です。

GBシリーズ
GBシリーズ

ブルトラの後継機になります。車体がコンパクトに設計されており、高齢者や女性の方でも安心して使用できる作りになっています。小型トラクターではおススメの1台です。

2000(平成12年) GB14PC
GB180PC
2001(平成13年) GB110
GB130
GB140
GB150
GB170
GMシリーズ

1980年代から製造されているクボタの大型トラクターで、強力なエンジンと高い牽引力を兼ね備えています。大規模な農業作業に対応できるだけでなく、多様なアタッチメントとの組み合わせで幅広い作業が可能です。

2002(平成14年) GM60
GM75
2004(平成16年) GM85D
GM95
GM105
GM115
GM125
MZシリーズ
MZシリーズ

1990年代から製造されているクボタの大型トラクターで、高出力エンジンを搭載し、さまざまな農業作業に対応できる性能と快適性が特徴です。燃費効率や操作性にも優れ、長時間の作業でもストレスが少ないです。

2006(平成18年) MZ50
MZ55
MZ60
MZ65
MZ70
MZ75
2007(平成19年) SMZ76
SMZ85
SMZ95
KBシリーズ
KBシリーズ

2000年代に登場したクボタのバイオマス向けトラクターで、畑作業や環境整備などの作業に適しています。環境負荷の低いディーゼルエンジンを搭載し、燃費効率や排出ガスの低減を実現しています。

2006(平成18年) KB20D
2007(平成19年) KB165
KB185
KB205
KB225

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まとめ

年式は、トラクターが製造された年を表します。年式が新しいほど、最新の技術が取り入れられている可能性が高いです。新しい年式のトラクターは、進化が著しくスマート農業へと加速しています。

クボタトラクターの年式・型式は、性能や価格、維持費などを考慮して選ぶ重要な要素です。最新の年式や高性能な型式を選ぶことで、作業効率や環境性能が向上することが期待できますが、価格や維持費も考慮する必要があります。これからは離農者も増えてくるので中古トラクターの選択肢も増えてくるはずです。また、型式やメンテナンス状態を把握することで、トラクターを長持ちさせたり、トラクターの買取り時には役に立つことでしょう。自分のニーズや予算に応じて、最適な年式と型式を選ぶことで、クボタトラクターが長く頼りになるパートナーとなるでしょう。

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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