中古農機具買取コラム
ロールベーラーの買取のポイントや相場から、人気のメーカー5選とランキング!
- 公開日
- 更新日
ロールベーラーとは農機具の種類の中でも生草や干し草、藁などを刈り取って集めた時に圧縮をかけて、四角形や筒形に梱包してまとめることで、トワインロープで結びやすくするための農業機械の名称です。
近年、少子高齢化の影響を受けて後継ぎがいないので農業を廃業する、他の農家との合併や遠方への引っ越す等の事情で、離農しなければならない状況になる場合がありますので、買取依頼も多くなっています。
ロールベーラーは中古で比較的手に入りやすい価格のものから、新品ですと高級車が新車で買えてしまうぐらいの値段のものまで幅広く販売されています。
このように値段はピンからキリまでありますが、せっかく高値で購入したのであれば、なおさら不要になった際も高値で買取してもらいたいのが本音だと思います。
それでは、ロールベーラーをなるべく高価で買取してもらうためには、どのようなポイントに気を付ける必要があるのでしょうか?また、ロールベーラーの買取相場も合わせて見ていきましょう。
目次
ロールベーラーの買取で人気のメーカー5選とおすすめ機種
ロールベーラーのメーカーは色々ありますが、特に人気のメーカーや型番をご紹介しておきます。
ここには載っていないメーカーのものもたくさんありますので、その際には是非ご相談ください。
ロールベーラーにもミニロールベーラー、パワーカットロールベーラー、自走ロールベーラー、可変径ロールベーラー等、小型、中型、大型や使用用途によってのさまざまな種別があります。
さらに同じメーカーのロールベーラーでもガソリン式やディーゼル式のもの、すでに古くて部品等がなく廃盤となっている型のもの等もあります。
しかし、家電の買取等とは違い、耐用年数も5年以内であれば買取してくれるが、それ以上だと買取できないという常識は農業機械には存在しません。
20年以上ご利用いただいているロールベーラーでも買取した実績があります。
また、壊れていても日本だけではなく修理して直す、部品のみ解体して使う等、海外で需要がある場合も考えられます。
日本の農業機械は性能がよく、精密に造られているので、外国でもかなり人気が高いものが多いです。
ロールベーラーの国内人気メーカーランキング
- タカキタ
- イセキ
- スター農機
- ヤンマー
- IHIアグリテック
などが、ロールベーラーの有名なメーカーになります。
以下の型番のロールベーラーは高価買取を行っています。今、お客様がお持ちのメーカーや型番と見比べてみてください。
- 買取できるロールベーラー
-
- タカキタ
RB-450P, RB-910, SR-45 - イセキ
RBX850J, MRB0810 - スター農機
MINI800, TRB2000 - ヤンマー
YRBA710SD - IHIアグリテック
TCR2200WT
- タカキタ
- 買取を強化しているロールベーラー
-
- タカキタ
ミニロールベーラー SR-601DX
パワーカットロールベーラー RB-980N, CR-980N
自走小型ロールベーラー SE-511
可変径ロールベーラー VC1172, VR1172, VC1182, VR1182 - IHIスター
自走カッティングロールベーラー JCR085WDN, 中型2240シリーズ, 0950シリーズ
自走ロールベーラー JRB0750D
- タカキタ
※代表例です。
ロールベーラーの買取方法とは?
農業機械の買取の場合、いくつかの買取方法に分かれています。同じようにロールベーラーには、どのような買取方法があるのでしょうか?
出張買取
ロールベーラーのような大型の農業機械は、持ち運ぶことができないので、買取となると、大掛かりな作業になることが予想されます。自力で運べない時に利用したいのが、出張買取です。弊社のスタッフが、実際にロールベーラーのある場所まで行かせていただき、色々な条件査定のもと、値段を決める買取方法です。
お客様には初め、写真やデータ等で事前に送っていただきますが、やはり実物を見てみないと値段を確実に決めることが難しいです。実物を見て、弊社の農業機械の専門の買取スタッフが、お客様になるべく有利になるような高価査定をさせていただきます。その場で査定を出し、即日もしくは〇日以内に銀行振り込みさせていただきますので、スピード買取のため安心してご利用いただけます。
店舗持ち込み買取
お客様自身が買取店舗に、ロールベーラーを直接持ち込みいただく買取方法です。小型なもので、弊社のお近くに住んでいる方であれば、持ち込み可能です。店舗の専門スタッフが別のお客様を対応している場合や、不在の場合もございますので、一度ご連絡いただき、来店予約をお取りいただいてからのご来店をされた方が安心です。
インターネットオークションでの落札
Yahoo!等のインターネットオークションでも数多くのロールベーラーが出品されています。ただし、出品者によって買取価格が相場より低い、実際の写真やネットの説明で見たのと実物が異なっていた等のトラブルが起こる可能性があります。
万が一、オークション詐欺に遭ったとしても、個人間契約となりますので、自己責任になります。ロールベーラーの平均落札金額はネットオークションによって異なりますが、約30万円前後で取引されているようです。
ブロードキャスター(肥料散布機)のおすすめメーカー4選と人気の型式など
フレールモアの種類と特徴、購入の際に注意すべき点
【トラクター作業機(アタッチメント)6選】の特徴とその買取り価格
ロールベーラーを高価買取してもらうチェックポイント!
買取方法も決まり、「いざ買い取ってもらおう」となったら、再度ロールベーラーのチェックを行いましょう。
ロールベーラーに限らず、農業機械の買取をお願いする際には、必ずチェックすべき項目になります。これさえクリアしていれば、自分の評価額よりも高値で買取可能の場合もあります。
ロールベーラー全体のメンテナンスを行う
ロールベーラーにはベアリングやチェーンのように、摩擦熱で劣化しやすい部品があります。
ベアリングやチェーンの部分は、劣化している場合、動かすと異音がするので比較的分かりやすいかもしれません。
きちんとメンテナンスを行い、正常運転するか確認しましょう。
もし摩擦熱ですり減っており、いつも通り動かない場合はベアリングやチェーンの部分を新しいものと交換し、しっかり稼働するかどうかを確かめておくことが重要となります。
それに加えて、よくナイフの部分が壊れてしまっている、錆びてしまって正常に動作しない場合が考えられます。
長い間使わずに放置してしまうと、錆びてナイフが動かなくなる場合があるのです。
専用のオイルや薬剤を使って錆びを落とし、ナイフの切れ味を確かめておくことが必要です。
さらにナイフの部分は繰り返し使っていると、外側部分に負荷がかかって、劣化して壊れてしまうことがあります。
その場合は新しいナイフに交換し、よく試し運転を行いましょう。
また、軸の部分もナイフ同様に劣化しやすい部分ですので、念入りにチェックしてください。
ロールベーラーをクリーンな状態にする
当然ながらロールベーラーに限らず、一般的にどの農業機械であっても、やはり見た目がきれいな方が買取査定額を上がります。
査定に出す前に、目立つ部分だけではなく、細かい部分に至るまでしっかりロールベーラーを清掃しておきましょう。
ヒビが入っている箇所は専用のテープで貼っておく、錆が目立つ部分は専用のオイルや薬剤で磨いておく等、できるだけ新品に近いきれいな状態にしておくことが重要になります。
保証書や付属品と一緒に出す
貴金属やブランドバックの買取等と同じように、保証書や付属品があると高値が付く場合があります。
保証書はメーカーの正規品であることの証明になりますし、付属品があれば、さらに買取価格が上がります。
なるべく購入した時と同じ状態で、同じものを揃えておけば間違いないでしょう。
壊れている部分は告知しておく
長年利用しているロールベーラーは、色々な箇所に劣化やヒビ等がある場合があります。
「買取査定額に響くかもしれない」と駄目な部分を隠すのではなく、予め買取業者
に伝えておくことで信頼を得られ、評価額が変わることがあるかもしれません。
買取においても重要なのは、信頼と信用になります。
他の農業機械と一緒に売る
特に離農する場合は、ロールベーラーだけではなく、他の不要な農業機械も多く出るはずです。
ロールベーラーと一緒に農業機械を出せば、ロールベーラー単体の買取価格よりも査定金額がまとめることにより上がる場合があります。
こちらも事前に買取業者に話して、提案してみることをおすすめします。
中古の農機具・農業機械の買取をお願いしたくても、相場が分からなくて不安な方は多いでしょう。
そんな方には、一括査定がおすすめです。一括査定であれば、1回で複数の業者から見積りをとれます。さまざまな業者を比較することで、相場が分かるでしょう。農機具が複数台ある場合でも、一度に見積りがとれるので便利です。
農機具の買取業者を迷っている方は、こちらから一括査定を依頼してみましょう。
- この記事につけられたタグ