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中古農機具買取コラム

フレールモアの種類と特徴、購入の際に注意すべき点

農機具購入時の注意点・フレールモア
公開日
更新日

今回は、農業の現場で欠かせない草刈り機「フレールモア」について、その種類や特徴、製品の紹介、購入の際に注意すべきポイントなどを紹介します。

目次
  1. 農業機械フレールモアとは
  2. フレールモアの種類
  3. フレールモアの製品の紹介
  4. フレールモアの人気メーカーランキング
  5. フレールモアの耐用年数
  6. フレールモアの価格
  7. フレールモアの中古価格と買取相場
  8. フレールモアを購入する際のポイント
  9. まとめ

1. 農業機械フレールモアとは

フレールモアは、農業機械の一種で、畑の耕作や草刈りなどに使用されます。回転式の刃を持っており、フレールモアを地面に押し付けながら前進させることで、土を耕したり、草を刈り取ることができます。ここ数年、フレールモアを使用する人が増え、農機具の中で注目される商品の一つです。中古でも高値を維持していますし、買取価格もかなりの金額で取引されています。

2. フレールモアの種類

フレールモアには、大きく分けて手動式・電動式・ガソリンエンジン式の3種類があります。

手動式
人力で動かすため、小規模な農家や趣味で畑をやっている人に向いています。
トラクターアタッチメント(電動式)
トラクターを使って動かすため、大規模な農家や農業会社など、広い面積の畑を扱う人に向いています。
ガソリンエンジン式
ガソリンエンジンを搭載しています。広い面積の畑を扱う人に向いており、電源コードが必要ないため利便性に長けています。
フレールモアの写真

現在では、電動式・ガソリンエンジン式のものが主流になっており、耕作や土壌改良を行うアタッチメントが改良され、より多様な作業ができるようになっています。

4. フレールモアの人気メーカーランキング

  1. ニプロ
  2. コバシ(小橋工業)
  3. ササキ

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5. フレールモアの製品の紹介

それではフレールモアの代表的な製品を紹介します。

ニプロのFNCシリーズでは高強度なフレームと耐久性のある部品を採用しており、作業の効率化と信頼性が高いトラクターです。また、シフト操作がスムーズで、操縦性に優れている点が特徴です。フレールモアなどトラクターのアタッチメントでは圧倒的な人気を誇ります。中古相場、買取相場ともに高水準で取引されています。
以下に、代表的な構造・機能を挙げます。

  • オートヒッチ
    トラクターとフレールモアの接続を自動で行う機能で、トラクターを操作し簡単にフレールモアの取り付けが完了します。従来のように手動でフレールモアを取り付ける必要がなく、作業効率が大幅にアップします。
  • 簡単刈高さ調整
    調整はレバー1つで行うことができ、手軽に刈高さを変更することができます。また、刈高さを微調整するためのダイヤルも搭載されており、細かな調整が可能です。
  • ゲージローラー
    このローラーは、地面に接することでフレールモアの高さを一定に保ち、刈り残しを防止します。また、ゲージローラーは独自の形状を持っており、転がり抵抗を抑えることで、作業効率を高めます。

ササキのKMシリーズは、農業用フレールモアの中でも高い性能と信頼性を誇る製品です。特に草刈り優れた構造になっているのが特徴的です。以下にKMシリーズの代表的な構造・機能を挙げます。

  • ダブルアクションシステム
    KMシリーズには、ダブルアクションシステムと呼ばれる特殊な機構が搭載されています。このシステムは、2枚の刃を同時に回転させることで、草をより効率的に刈り取ることができます。また、ダブルアクションシステムは草の方向に左右されず、均一に刈り取ることができるため、刈り残しが発生しにくいという利点があります。
  • 超硬刃
    KMシリーズの刃は、従来の刃よりも耐久性が高く、長期間の使用でも切れ味を維持することができます。また、超硬刃は草の切断面が綺麗になるため、草がすばやく乾燥し、作業時間を短縮することができます。
  • 大径ゲージローラー
    このローラーは、地面に接することでフレールモアの高さを一定に保ち、ぬかるみのある場所でも安定した作業を可能にします。
  • 草送りシステム
    このシステムは、草をフレールモアから排出する際に、吹き飛ばしを防ぐためのカバーが設けられています。また、草送りシステムは排出口を角度調整できるため、草を適切な場所に送り出すことができます。
  • 簡単高さ調節
    高さ調整はレバー1つで行うことができ、手軽に刈高さを変更することができます。また、刈高さを微調整するためのダイヤルも搭載されており、細かい調整が可能です。

小橋工業のMF-2700シリーズはエンジンの出力が大きく、高いトルクを発揮することができます。また、操縦性が優れており、タイヤの接地性も高く、安定した走行が可能です。以下に、MF-2700シリーズの代表的な構造・機能を挙げます。

  • チェーン駆動方式
    この方式は、強力な駆動力を発揮し、刈込幅を広げても安定した作業が可能です。また、チェーン駆動方式は、駆動装置がシンプルで耐久性に優れているため、長期間の使用にも耐えることができます。
  • 刈高さ調節+ノーパンクタイヤ
    刈高さを調節することができるノーパンクタイヤが採用されています。これにより、路面の凹凸や草丈の違いに影響されず、常に一定の刈高さを保つことができます。また、タイヤにはゴム製のノーパンクタイヤが採用されており、パンクの心配がないため、安心して作業を進めることができます。
  • 太い爪軸パイプ
    従来の1.4倍の太さの太い爪軸パイプが使用されています。これにより、強い刈り込み力を発揮し、草丈の高い草地でもスムーズに刈り込むことができます。
  • 尾輪調整機構
    この機構により、尾輪の高さを簡単に調整することができ、地面とのクリアランスを自在に変えることができます。これにより、路面の状態や草丈に応じて、刈高さを柔軟に調整することができます。

どの製品も操作性・耐久性・刈幅・刈高さ調整・オプション機能(草送りシステムなど)の向上を追求したものとなっています。

6. フレールモアの耐用年数

フレールモアの耐用年数は、製品の種類、使用環境、メンテナンス状況などによって異なりますが、一般的には10年程度とされています。

ただし、耐用年数はあくまで目安であり、正確な寿命は使用状況やメーカーによって異なるため、製品の保証書や取扱説明書を参考にすることをおすすめします。

7. フレールモアの価格

新品の相場価格は、数十万円から100万円前後とされています。

8. フレールモアの中古価格

一般的な中古品の相場価格は、10万円から50万円程度とされています。買取価格は20万前後が多いです。

9. フレールモアを購入する際のポイント

  • メンテナンスのしやすさ
    フレールモアは定期的なメンテナンスが必要で、メンテナンスがしやすいものを選ぶことで、長期間の使用が可能となります。買替等の場合、メンテナンス状態で買取価格、査定価格は大きく変動しますので、細目なメンテナンスを心掛けましょう。
  • 安全性
    刃が回転するため危険が伴います。安全対策がしっかりしているフレールモアを選ぶことが大切です。例えば、手動式のフレールモアであれば、刃が停止する安全装置がついているものを選ぶことが望ましいです。
  • 耐久性
    耐久性も重要です。フレールモアは長期間使用することが想定されるため、耐久性が高いものを選ぶことが必要です。特に、頻繁に使用する場合には、しっかりとした耐久性が求められます。
フレールモアの爪の摩耗チェック

これらのポイントを踏まえて、自分に合ったフレールモアを選びましょう。

フレールモアの刈り幅チェック

10. まとめ

農機具の中でも、近年人気が上昇しており、使用する人も増えています。
購入する前にこの記事が参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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