中古農機具買取コラム
稲刈り機を徹底解説!コンバインとバインダーの比較から選び方や買取方法
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これから稲刈り機の売却を検討しているのであれば、さまざまなポイントを押さえる必要性があります。
コンバインやバインダーとも呼ばれる稲刈り機を可能な限り高く売却するためにも、どんなポイントを押さえるべきなのか、知っておくべきことは何なのか知ることが大切です。
それでは、稲刈り機を売る際に知っておきたいこと、稲刈り機を高く売るポイント、稲刈り機を売るときの一般的な流れについてご説明しましょう。
稲刈り機とは?
稲刈り機とは、稲を収穫する際に使用する農機具のことで、コンバインやバインダーとも呼ばれています。稲刈り機と総称していますが、コンバインとバインダーに分類されます。
バインダー:バインダーは稲の刈り取りと結束ができるのが特徴です。コンパクトなサイズなので狭い場所や斜面でも使えるのがポイントです。バインダーのほとんどは歩行型で1条刈りや2条刈りとなっています。
コンバイン:コンバインはバインダーの機能に加えて脱穀と選別の機能が利用でき、乗用型がほとんどです。小型の2条刈りから大型の6条や7条まで幅広く発売されています。
稲刈り機を売る際に知っておきたいこと
稲刈り機を売る際に知っておきたいことは、以下の通りです。
- 古くても買い取ってくれる可能性がある
- 相場価格に大きく影響する刈り条数
- 年式が新しく稼働時間が短いほど高額になる
それでは、稲刈り機(コンバイン・バインダー)を売る際に知っておきたいことについてご説明しましょう。
古くても買い取ってくれる可能性がある
基本的に稲刈り機を売る際に真っ先に確認されるのは、どこのメーカーの稲刈り機なのかどうかです。
海外メーカーよりも日本製の稲刈り機の方が品質や性能面で優れているため、非常に信頼が持てるモデルとして需要が高いのがポイントです。
農機具は基本的に新品価格が高く、中古の農機具を購入する人が多い傾向にあります。
中古の稲刈り機とはいっても、しっかりとメンテナンスして綺麗に使われている状態なら古くても買い取ってくれる可能性は十分にあります。
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相場価格に大きく影響する刈り条数
稲刈り機を売却する際に必ずチェックしたいのが、刈り条数です。
刈り条数とは何列稲穂を同時に刈ることができるかを示すもので、条数によって需要が違います。
全国的には3条刈りや4条刈りの方が高い需要を発揮している傾向にあります。
年式が新しく稼働時間が短いほど高額になる
稲刈り機は基本的に年式が新しく、稼働時間が短いほど高額になる傾向にあります。
売却された稲刈り機は中古で販売されますが、中古を購入したい人は基本的になるべく新しく長期的に使えるものを購入したいと考えているため、年式が新しくて稼働時間が短い稲刈り機ほど需要が高くなります。
したがって、アワーメーターの稼働時間が短いか、年式が新しいかどうかチェックすることが大切です。
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稲刈り機を高く売るポイント
稲刈り機を高く売るポイントは、以下の通りです。
- 可能な限り早めに売る
- 定期的にエンジンをかけて稼働させる
- 直射日光を避けて保管する
- 可能な限り付属品を揃えておく
- 事前にある程度の査定額を調べる
それでは、稲刈り機を高く売るポイントについてご説明しましょう。
可能な限り早めに売る
稲刈り機は基本的に年式が古くなったり、新しいモデルが出たりすると買取価格が下がってしまうため、もたもたしてるといつの間にか買取価格が下がってしまいます。したがって、売りたいと思った瞬間に売ることが何よりも大切です。
特に稲刈り機をはじめとする農機具はタイミングを見計らっているだけでは、経年劣化するばかりで買取価格が下がる一方です。そうならないうちに早めに売却しましょう。
関連記事:農機具売却マスターガイド:農機具の買取相場と高価で売れる時期
定期的にエンジンをかけて稼働させる
稲刈り機を売却するときは、きちんとエンジンがかかったりその他の部分が上手く動作したりするほど査定価格が下がりにくくなります。
もう使わないからといって長時間エンジンをかけていないと、売却するときに上手く動作せず、査定額が大きく下がってしまうでしょう。
そうならないようにするためにも、1ヶ月に1回はエンジンをかけてしっかり稼働しているか確認しましょう。
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直射日光を避けて保管する
稲刈り機は直射日光や風雨に晒され続けているとあっという間に劣化します。
稲刈り機の足回りや外装が劣化するほど査定額が大きく下がりやすいため、直射日光を避けられる屋内の中でも湿気が少ないところに保管しましょう。
可能な限り付属品を揃えておく
稲刈り機を売却する際は、可能な限り付属品を揃えておくことが大切です。
取扱説明書や保証書、オプション、ヘッダーカートやストローチョッパーなどの稼働に必要なアイテムを可能な限り揃えることで査定金額を上げることができます。
事前にある程度の査定額を調べる
複数の査定業者に依頼する前に、事前に買い取ってほしい稲刈り機の買取相場を調べるのがおすすめです。事前に調べておくことで、複数の査定業者が提示した査定金額が相場とかけ離れていないかどうか確かめることができます。そのうえで納得できる金額を提示している業者に依頼しやすくなるでしょう。
稲刈り機を買い取る際の一般的な流れ
稲刈り機を買い取る際の一般的な流れは、以下の通りです。
- 査定額を上げるために清掃や修理を行う
- 型番などの情報をチェックする
- 稲刈り機の査定業者に査定を依頼する
- 査定業者が提示する査定額に納得したら売却する
それでは、稲刈り機を買い取る際の一般的な流れについてご説明しましょう。
1.査定額を上げるために清掃や修理を行う
稲刈り機を査定に出す前に、可能な限り清掃や修理を行いましょう。タイヤ周りやシートの汚れの掃除、草やわらの除去や外装や床面の清掃を徹底することが大切です。
ホースで水をかけて泥やホコリ、手垢なども可能な限り掃除して綺麗にすることで査定額が上がる可能性があります。
また、故障した部分の修理を忘れずに行うことも大切です。修理されて無事に動作するようになれば、中古として販売しても問題ない製品として扱われるので、査定額が上がる可能性があるでしょう。
関連記事:コンバインのトラブル(故障)対処法:よくあるトラブルの原因と対策方法を徹底解説
2.型番などの情報をチェックする
業者に買い取ってもらう際にチェックされる重要な部分は、メーカー、型番、年式、製造番号、籾の排出タイプなどです。
稲刈り機の詳しい情報を細かく業者に伝えることで、大体の査定額を算出してくれます。
稲刈り機の査定業者に査定を依頼する
査定業者によって査定の基準が違うので、稲刈り機を売る場合は複数の査定業者に査定を依頼することが重要です。一社のみに査定を依頼して売却した後に、別の査定業者の方が高く買い取ってくれることが分かったら後悔してしまいます。そのようなことにならないためにも、複数の査定業者に査定を依頼することが大切です。
その他にも業者ごとの対応力の質やサービスの良さ、信頼できる業者かどうかを比較しましょう。高額の取引を行うからこそ、業者の口コミや評判、実績などを確認して、スムーズな手続きができる業者に依頼しましょう。
査定業者が提示する査定額に納得したら売却する
最後に査定業者が提示する査定額に納得したら売却の手続きを進めていきます。売却することが決まったら、市町村役場の税務課に稲刈り機のナンバープレートを持って廃車手続きを行います。
稲刈り機は小型特殊自動車に相当するため、廃車手続きを行わないと毎年小型自動車税を支払うことになるので注意が必要です。ナンバープレートと一緒に本人確認書類や印鑑、標識交付証明書を持参して税務課に持っていきましょう。
まとめ
稲刈り機を高く売りたいなら、何よりも稲刈り機の状態が良いかどうかが重要です。また、売却するタイミングを計るのではなく、売りたいときに売った方が高く売れる可能性があります。
直射日光や湿気を避けて保管するのはもちろん、複数の査定業者に査定を依頼することで査定業者を見極めつつ納得できる業者に買取が依頼できるのがポイントです。
中古の農機具・農業機械の買取をお願いしたくても、相場が分からなくて不安な方は多いでしょう。
そんな方には、一括査定がおすすめです。一括査定であれば、1回で複数の業者から見積りをとれます。さまざまな業者を比較することで、相場が分かるでしょう。農機具が複数台ある場合でも、一度に見積りがとれるので便利です。
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