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中古農機具買取コラム

【トラクターエンジンがかからない原因と解決策】徹底解説!

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更新日

トラクターのエンジンがかからないと、作業が止まり不安になります。
そんなときは闇雲に触る前に、セルの反応、レバーのニュートラル、クラッチ操作、バッテリー端子、ヒューズといった「基本の確認順」を落ち着いて押さえることが近道です。

本文では原因の切り分けと、再発を防ぐメンテの要点をまとめます。
日常点検で防げるポイントも多いので、チェック表代わりに活用してください。

トラクターのエンジンがかからない時の初期対処法

トラクターのエンジンがかからない場合でも、基本的なポイントを順に確認することで原因を絞り込めることがあります。
多くは操作ミスや電装系の軽微な不具合であるケースが多く、初期段階での確認が復旧までの時間やコストを大きく左右します。
まずはセルモーターや操作レバー、バッテリーなど、代表的な確認項目を押さえておくことが重要です。

以下では、エンジン始動時に特に見落とされやすいポイントを順に解説します。

セルモーターが動かない原因を探る

セルモーターが反応しない場合、最初に疑うべきは電源周りのトラブルです。
バッテリーの電圧低下や端子の緩みがあると、必要な電力が供給されずセルが回りません。
まずは端子が確実に固定されているか、腐食や汚れがないかを確認しましょう。

問題がなければテスターで電圧を測定し、基準値を下回っていないかを確認します。
それでも改善しない場合は、セルモーター本体や配線の不具合が考えられるため、専門業者による点検が必要になります。

ニュートラルにレバーを設定する

レバーがニュートラルに入っていないことも、エンジンがかからない代表的な原因の一つです。
多くのトラクターには安全装置が備わっており、ギアが入った状態では始動できない構造になっています。

操作に慣れている場合でも、無意識のうちにレバー位置を誤っていることは珍しくありません。

始動前には必ずレバーがニュートラル位置にあるかを確認しましょう。
この確認だけでエンジンがかかるケースも多く、最初に行うべき基本的なチェック項目です。

クラッチをしっかり踏む

クラッチ操作が不十分な状態では、エンジン始動が制限されることがあります。
クラッチを完全に踏み込むことで、エンジンと駆動系が切り離され、安全に始動できる仕組みです。

踏み込みが甘いと始動条件を満たさず、セルが回らない原因になります。

エンジンをかける際は、クラッチペダルを奥まで確実に踏み込んでいるか意識しましょう。
また、ペダルの戻りが悪い場合は、可動部の不具合や調整不足も疑う必要があります。

バッテリーの接続を確認する

バッテリー端子の緩みや接触不良は、エンジンがかからない原因として非常に多く見られます。

まずはプラスとマイナス端子が確実に固定されているかを確認しましょう。
汚れや白い粉状の腐食が付着している場合は、清掃することで通電が改善することがあります。

目安として、休止後の開放電圧が約12.6V前後なら満充電に近い状態です。
12.4V程度まで下がっている場合は充電を検討し、負荷をかけたときに電圧が大きく落ちる場合は劣化の可能性があります。

電圧が低い場合は充電や交換を検討し、電源供給の安定化を図りましょう。

ヒューズの状態をチェックする

電装系トラブルが疑われる場合、ヒューズ切れの確認も欠かせません。
ヒューズが切れていると電流が遮断され、エンジン始動に必要な回路が機能しなくなります。
取扱説明書でヒューズボックスの位置を確認し、目視で断線がないかをチェックしましょう。

切れているヒューズは同じ容量の新品と交換する必要があります。
誤った容量を使用すると再発や故障の原因になるため、指定されたヒューズを使用することが重要です。

セルは動くがエンジンがかからない場合の対策

セルモーターが正常に回っているにもかかわらずエンジンが始動しない場合は、電気系統以外に原因がある可能性が高くなります。

以下では、セルが動く状況で重点的に確認したいポイントを順に解説します。

予熱時間を長くする

セルは回るもののエンジンがかからない場合、予熱不足が原因となっていることがあります。
ディーゼルエンジンは燃料の自己着火を利用するため、エンジン内部が冷えていると燃焼が起こりにくくなります。

特に寒冷地や冬場では、通常よりも予熱時間を長めに取ることが効果的です。
予熱を十分に行うことで燃料が燃えやすい状態になり、始動が安定します。

ただし、過度な予熱はバッテリーへの負担となるため、取扱説明書に沿った範囲で調整することが大切です。

燃料切れならエア抜きを実施する

燃料切れを起こした後にエンジンがかからない場合、燃料ライン内に空気が混入している可能性があります。
この状態では燃料が正常に供給されず、セルが回っても始動しません。

まず燃料タンクに十分な燃料を補充し、その後エア抜き作業を行います。
燃料フィルターやポンプにあるエア抜きバルブを開き、空気が抜けて燃料が安定して流れるのを確認します。

作業後に再始動することで、エンジンがかかるケースは多く、基本的な対処法として覚えておきたい作業です。

燃料ポンプの劣化を確認する

燃料が入っていてエア抜きも問題ない場合は、燃料ポンプ自体の不具合や劣化が疑われます。
燃料ポンプはエンジンへ燃料を送る重要な部品で、動作不良があると始動できません。
キー操作時の作動音を確認し、異音がする場合や、逆に無音である場合は注意が必要です。

また、長年使用している場合は内部部品の摩耗により性能が低下していることもあります。
燃料ポンプの異常が疑われる際は、無理に使用せず専門業者に点検を依頼することが安全です。

トラクターエンジンがかからない原因

トラクターのエンジン始動トラブルには、特に発生頻度の高い代表的な原因があります。
多くの場合はバッテリー、燃料供給、エンジン本体のいずれかに問題が集中しており、順に切り分けて確認することで原因を特定しやすくなります。

以下で、それぞれの原因について詳しく解説します。

バッテリーの劣化や上がり

バッテリーの劣化や上がりは、エンジンがかからない原因として最も多く見られます。
長期間使用していない場合や寒冷環境では、電圧が低下しやすくなります。
電圧不足になるとセルモーターが十分に回らず、始動不良を引き起こします。

定期的に電圧を測定し、12.4V以下であれば充電や交換を検討しましょう。
あわせて端子の緩みや腐食を確認し、確実に通電する状態を保つことが重要です。

燃料供給の不具合

燃料がエンジンへ正常に届かない状態も、始動不良の大きな要因です。
燃料フィルターの詰まりは特に多く、燃料の流れを妨げてしまいます。

また、燃料タンク内に水分や異物が混入すると、燃焼不良や始動不能につながります。
定期的なフィルター交換とタンク内の点検は予防策として有効です。

さらに、燃料ポンプが正常に作動していない場合も燃料供給が途絶えるため、エンジン音の異常には注意が必要です。

エンジンのオーバーヒート

オーバーヒートが起きると冷却が追いつかず、保護のため出力低下や停止に至り、その後に再始動できないことがあります。

まずは焦ってセルを回し続けると負担が増えるため、警告灯や水温計を確認しつつ十分に冷ましてから冷却水量、漏れ、ラジエーターの泥詰まり、ファンの回転、ファンベルトの緩みを順に確認しましょう。
なお、高温時にラジエーターキャップを開けると危険なので避け、冷却水が減り続ける場合は早めに点検を依頼します。

エアクリーナーの汚れ

エアクリーナーが汚れて詰まると吸気量が不足し、燃料が来ていても空気との比率が崩れて始動しにくくなります。
粉じんの多い現場では短期間で目詰まりしやすいので、フィルターを外して清掃し、湿りや破れ、変形があれば交換しましょう。

二重エレメント式はプライマリ(外側)を中心に点検し、セーフティ(内側)は清掃せず、汚れや破損が疑われる場合は交換しましょう。交換判断はサービスインジケーターや取扱説明書の基準に従うと安心です。

さらに、吸気ダクトの外れや亀裂があると、フィルターを通っていない粉じんを吸い込み、エンジン摩耗や故障につながる恐れがあります。
クランプの締め付けや接続部の緩み、ひび割れの有無を点検しましょう。

タンクの錆

タンク内に錆が発生すると、剥がれた錆がストレーナーや燃料フィルター、配管を詰まらせ、燃料が届かずエンジンがかからない原因になります。
燃料の濁りやフィルターの急な目詰まりは、錆だけでなく水分混入、微生物増殖、酸化生成物など複数の原因で起こり得ます。

『燃料汚染・供給詰まりの兆候』として捉え、フィルター点検と原因の切り分けを行いましょう。
まずは燃料を抜いて異物を除去し、フィルターを交換し、それでも改善しなければタンク清掃や燃料系洗浄を検討しましょう。

再発防止として給油口周りの水分侵入を防ぎ、長期保管前に水抜きや満タン保管も意識します。

エンジン自体の故障

上記の点検で問題が見当たらない場合、エンジン本体の故障が疑われます。
ピストンやシリンダーの摩耗、内部部品の破損があると圧縮不良を起こし、始動できません。

エンジン内部の異常は外観から判断しにくく、専門的な診断が必要になります。

無理に使用を続けると損傷が拡大する恐れがあります。
異音や振動を伴う場合は早めに使用を中止し、修理業者へ相談することが重要です。

自分でできるトラクターメンテナンス

トラクターのエンジン始動トラブルを防ぐには、日頃からのメンテナンスが重要です。

専門的な整備でなくても、基本的な点検や手入れを行うことで、故障の予防や性能維持につながります。
オイル交換やグリスアップ、保管方法といった基本項目を押さえることで、安心して使用し続けることができます。

以下で具体的なポイントを解説します。

定期的なオイル交換

エンジンオイルは、トラクターのエンジン内部を保護する重要な役割を担っています。

潤滑や冷却、汚れの除去を行いますが、使用を重ねると劣化し性能が低下します。
劣化したオイルを使い続けると摩耗が進み、始動不良や故障につながる恐れがあります。

使用時間やメーカー推奨の交換時期を目安に、定期的な交換を心がけましょう。
オイル交換時にフィルターも同時に交換すると、エンジン内部をより良好な状態に保つことができます。

グリスアップの重要性

トラクターには多くの可動部があり、定期的なグリスアップが欠かせません。

潤滑が不足すると摩擦が増え、部品の摩耗や動作不良を招く原因になります。
ホイールベアリングやジョイント、シャフト周辺は特に注意が必要です。

適切なグリスを適量使用することで、スムーズな動作と部品寿命の延長が期待できます。
過剰な塗布は汚れの付着を招くため、量と箇所を意識した作業が大切です。

適切な保管方法

保管環境は、トラクターの状態を左右する重要な要素です。
直射日光や雨風を避け、屋根のある場所で保管することで劣化や錆を防げます。

特にバッテリーやエンジン周りは環境の影響を受けやすいため注意が必要です。
冬季や寒冷地では凍結対策を行い、長期間使用しない場合は燃料を満タンにしておくと錆防止に役立ちます。

適切な保管を行うことで、エンジンがかからないといったトラブルの予防につながります。

まとめ:トラクターエンジンがかからない原因と解決策

エンジンがかからないときは、まずセルの動きで状況を分け、レバーのニュートラル確認やクラッチ操作、バッテリー端子・ヒューズ点検など基本項目から順に切り分けます。
セルは回るのに始動しない場合は、予熱時間の調整、燃料切れ後のエア抜き、燃料フィルター/ポンプの状態確認が有効です。

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この記事を書いた人
田中 和男
田中 和男

卒業後、地元のJAに就職し30年以上農機センターで勤務。 定年退職後、自ら中古農機事業を立ち上げて地元を中心に販売・買取やレンタルを行う。 農業機械1級整備士の資格あり。 自らも兼業農家として実家の農業を50年近くやっています。

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