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中古農機具買取コラム

フォークリフトに乗ろう!操作のコツや種類の違いについて解説!

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更新日

フォークリフトは、産業界で重要な役割を果たす機械です。物流や倉庫管理において、重い物品を効率的に運ぶのに使用されます。この記事では、フォークリフトの操作のコツや異なる種類について詳しく解説します。フォークリフトの選び方や注意点を理解し、安全かつ効果的に利用するための情報を提供します。

フォークリフトとは

フォークリフトは、荷物を持ち上げて運ぶための特殊な車両です。主に倉庫や工場で使用され、重い荷物を効率的に移動させるのに役立ちます。フォークリフトは、その名前の通り、前方に突き出した「フォーク」と呼ばれる突起を使用して物品を持ち上げ、運搬します。

フォークリフトの主な性能

フォークリフトの性能は、運搬能力、持ち上げ高さ、最大速度などで評価されます。適切なフォークリフトを選ぶためには、作業環境や必要な作業量に合わせてこれらの性能を選定することが重要です。フォークリフトの運搬能力は、一度に持ち上げることのできる最大重量を示しており、作業効率に大きな影響を与えます。また、持ち上げ高さも作業場の環境に合わせて考慮する必要があります。

荷重中心

荷重中心とは、フォークリフトのツメに載せた荷物の中心位置からツメの根元までの距離のことです。フォークリフトの荷重中心は、JIS(日本工業規格)により下記のように定められています。参考ページ

最大荷重 基準荷重中心
1t未満 400mm
1-5t 500mm
5-15t 600mm
15-24t 900mm
24t以上 1200mm

耐用年数

フォークリフトの耐用年数は「4年」とされています。財務省発行の「減価償却資産の耐用年数表」にある「フォークリフト」の項目で4年とされていることから、このような性能になります。ただし、メーカーや製品によって「10年」の保証期間が設けられている機種などもあるため、実際に使用できる年数とは異なります。参考ページ

古くなったフォークリフトや買い替えを検討している場合は、農機具買取業者に買い取ってもらうこともできます。年式の新しいものは高値での買取価格がつきますが、古いものや動かないフォークリフトでも買取価格がつけられることもあります。

フォークリフトの種類

フォークリフトにはさまざまな種類があり、それぞれの特性によって異なる用途に適しています。以下では、いくつかの主要なものを紹介します。

カウンターバランスフォークリフト

カウンターバランスフォークリフトは、最も一般的で、その名前の通り、車体の後部にカウンターウェイトを備えており、荷物を持ち上げる際のバランスを保つ仕組みがあります。倉庫内での積載作業や物流作業に広く使用され、安定感があり操作方法も比較的簡単です。

リーチフォークリフト

リーチフォークリフトは、狭いスペースでの作業や高所での積載作業に適しています。フォークを前方に伸ばすことができるため、棚の奥まで届けることができます。高い機動性と精密な操作が求められる環境で活躍します。

ウォーキーフォークリフト

ウォーキーフォークリフトは、運転手が歩いて操作するタイプの小型フォークリフトです。狭いスペースや店舗内での荷物の移動に便利であり、機動性が高いのが特徴です。

フォークリフトの運転に必要な資格

フォークリフトでものを運ぶ風景

1t以上の機体を運転するためには、「フォークリフト運転技能講習」を受講して資格を取得する必要があります。フォークリフトは大きな荷物を持ち上げる重機であり、誤った操作が危険を引き起こす可能性があるため、運転手は適切な訓練を受ける必要があります。

その他にも農業をするのに必要な資格に関しては別記事にまとめてあるので、そちらも参考にしてください。

「フォークリフト運転技能講習」とは?

「フォークリフト運転技能講習」は、運転するための基本的な知識と技能を身につけるための講座です。この講習を受講することで、フォークリフトの操作手順や安全な運転技術を学び、資格を取得することができます。講習を受けることで安全な運転を実践し、作業現場での事故を減少させる役割を果たします。

講習の内容

フォークリフト運転技能講習には、「学科」と「技能」の講習があります。それぞれ法令によって下記の通り講習内容と時間が決められています。

科目 講習内容 講習時間 所要日数
学科 走行に関する知識 4時間
荷役に関する知識 4時間 1日
力学に関する知識 2時間
関係法令 1時間
技能 走行の操作 20時間 3日
荷役の操作 4時間

※学科試験の「走行に関する知識」は普通自動車免許を所持している場合は免除可能。

【学科】座学

座学では、フォークリフトの基本的な構造や仕組み、走行や荷役の操作手順、重量物の重量・重心の計算方法などについて学びます。操作に必要な理論的な知識を習得し、安全な運転の重要性を理解します。なお、ここでいう「走行」はフォークリフトが移動するために必要な動きで、「荷役」は荷物を積んだり下ろしたりするための動きのことを言います。

【学科】確認テスト

すべての学科の講義を受けた後に、確認テストが行われます。フォークリフトに関する知識や安全規定についての理解度を評価するためのテストです。合格することで実技講習に進むことができます。

【技能】検定コース

技能講習では、実際にフォークリフトを運転しながら操作する技能を身につけます。正しいフォークの位置や荷物の持ち上げ方、運転時の注意点などを実際の操作を通じて学びます。講習に使われる検定コースは下記の通りで、荷役(荷積み)→走行→荷役(荷下ろし)の順に操作方法を確認できるようになっています。

フォークリフトの技能検定コース

【技能】確認テスト

実技試験では、上記の検定コースを使って運転技術の正確性や速さが評価されます。確認テストを実施する前に、どのような要素が評価されるかについて説明され、それらのポイントを意識して確認テストに挑みます。練習は講習時間が許す限り何度でも行うことができますが、確認テストは1発勝負なので緊張感が漂います。

試験合格のポイント

フォークリフト運転技能講習を受ける際、4-6万円の受講費や4日間の講習日数がかかるため、不合格になるのは避けたいですね。ここからは、これからフォークリフト運転技能講習を受けようとしている方に向けて試験合格のポイントを解説します。

【学科】講習内容をしっかりと聞く

学科の講習では、フォークリフトに関する基本的な知識や安全規定について学びます。講師によっては、「ここ試験に出ます」と露骨に説明してくれる場合もあるので、しっかりと講師の説明に注意を払い、講習内容をしっかりと理解することが試験合格への第一歩です。長い講習なので、疲れが溜まっていたり、前日しっかりと睡眠時間が確保できていないとついうとうとしてしまいます。合格のためには、受講日当日に向けた体調管理も重要です。

【技能】他の受講生の運転時間にイメージトレーニング

実技講習では、3-10名程度のチームで1つのフォークリフトを運転することになります。そのため、自分が運転席に座っている時間よりも、他の人が運転しているのを見学している時間が長くなります。他の人の操作を見ながら、自分のできていない操作手順を他の人で復習したり、これから覚える動作を予習することで、上達が早くなります。上達しないと不安になりますが、他の人の練習を見るのが最適な練習方法なので、それを意識しましょう。講習は屋外で行うことがほとんどで、暑かったり寒かったりすると集中力が切れてしまうので、防寒対策や水分補給をしっかり行いながら集中力を切らさないよう努力することが重要です。

【技能】走行は思い切って攻める

実技講習の試験では、検定コースの所要時間も採点対象になります。荷役操作や走行操作での細かな採点対象は、ある程度減点になっても合格点は確保できますが、タイムが遅いと大きな減点となり、試験不合格になってしまいます。慎重ながらも確実な運転が求められますが、タイムを短縮するために走行の際は、思い切って操作し、自信を持って進むことがコツです。採点のポイントとして、水平が取れていないことや、爪差し込みが甘いことよりも、動かし方のスムーズさなどが求められます。ただし、荷を落としてしまったり、障害物に衝突してしまうなど、危険な動作にはならないよう、安全を最優先に考えた運転が必要です。

免許取得は難しい?

フォークリフト運転技能講習のテストに合格することで免許を取得できますが、上記のポイントを抑えることで合格の確率が上がります。学科試験にしても技能試験にしても、不合格になる人はほとんどいないので、難易度は決して高くありません。

フォークリフトを扱う際の注意点

フォークリフトを扱う際には、以下の注意点を守ることが重要です。これらのルールを守ることで、安全な運転環境を確保しましょう。

運転するのに免許の携帯が必要

運転するには、フォークリフト運転技能講習の修了証明書(免許)の携帯が必要です。万が一紛失してしまった場合には、講習を受けた登録認定機関に再発行をお願いする必要があるので、なくさないように大切に保管しておきましょう。

適切な作業服を着用する

フォークリフトの運転には、重量物を扱ったり高所に荷物を移動させたりすることがあります。落下物や衝突に備えて、適切な作業服を着用することが必要です。ヘルメットや安全靴などの保護具を着用し、作業中の安全を確保しましょう。

運転者以外にも教育する

フォークリフトの運転者だけでなく、作業現場の他の従業員にも基本的な安全ルールや注意事項を教育することが重要です。フォークリフトの死角やカウンターウェイトの重量と危険性など、周辺で作業する人が気にすることによって労災のリスクが低減できます。フォークリフトの危険を理解し、安全に作業できる環境を整えましょう。

まとめ

この記事では、フォークリフトに関する基本的な知識や運転のポイントについて解説しました。フォークリフトは産業界で重要な役割を果たすため、適切な操作と安全な運転が不可欠です。運転には適切な資格が必要であり、「フォークリフト運転技能講習」を受講して資格を取得することが推奨されます。

学科の講習では基本的な知識を、実技の講習では操作のスキルを磨きます。試験合格のポイントとして、講習内容をしっかり理解し、他の受講生の運転を観察して学ぶことが挙げられます。

運転時には思い切って操作し、自信を持って進むことが求められますが、安全を最優先に心掛けましょう。また、フォークリフトを扱う際には適切な作業服の着用や周囲への安全教育も重要です。これらのポイントを守ることで、フォークリフトを効果的かつ安全に利用できるでしょう。

参考:運送・物流業界向けオンラインマガジン|トラッカーズマガジン

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この記事を書いた人
鈴木 祐一
鈴木 祐一

元々はIT企業で働いていたが、Uターンで地元に戻り、家族の農業を手伝い始める。その後、中古農機具のオンライン販売サイトを開設。プログラミングスキルを生かし、ウェブサイトのシステムを担当している。

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