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中古農機具買取コラム

農業をするのに必要な資格18選!必須の資格からビジネスの幅を広げる資格まで

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更新日
目次
  1. 農業に関係する資格一覧
  2. 必ず必要な資格2選
  3. あると役立つ資格10選
  4. 農業ビジネスの幅を広げる資格6選
  5. まとめ

農業をこれから始めるにあたって、何も知識がないと不安ですよね。農業に関わる知識や資格はさまざまありますが、まずはどのような資格が必要なのか、ステップアップにはどんな資格があるのか、わからないですよね。この記事では、農業に必須な資格から農業ビジネスの幅を広げる資格までさまざまな資格について解説します。あなたにとって必要だと思う資格を選択し、農業を効率よく行いましょう。

1. 農業に関係する資格一覧

まずは、これから紹介する資格の一覧を紹介します。

必要度 資格 できること
必須 農家資格 農地の売買
普通自動車免許 耕運機の運転
あると役立つ 大型特殊免許 トラクターの運転
フォークリフト運転技能講習 フォークリフトの運転
危険物取扱者 ハウス設備の取り扱い
ボイラー技師 ハウス設備の取り扱い
日本農業技術検定 農業の知識
農業機械士 農業機械の整備
土壌医検定 土づくり
農業管理指導士 農薬の使用・管理
産業用マルチローターオペレーション技能認定 ドローンの薬剤散布
農業簿記検定 農業経営の簿記
ビジネスの幅が広がる 野菜栽培士 野菜の栽培
野菜ソムリエ 野菜や果物の選び方・調理方法
野菜コーディネーター 野菜や果物の特徴・調理方法
食育インストラクター 食育に関する知識
農業経営アドバイザー 農業経営のアドバイス
JGAP指導員基礎研修 JGAP指導員

2. 必ず必要な資格2選

まずは、農業を経営するのには必ず必要な資格を中心に紹介します。

1. 農家資格

農業ビジネスで成功するためには、農地の売買に関する知識が必要です。農地の価値を正しく評価し、適切な条件で売買契約を進めるためには、農家資格が不可欠です。この資格を取得することで、農地取引の専門知識を身につけ、安定した農業経営を目指すことができます。

2. 普通自動車運転免許

農業においては、耕運機や小型トラクターなどの農業機械を運転する能力が求められます。普通自動車運転免許を持っていれば、これらの農業機械の運転も可能です。畑の整備や作業効率の向上のために、農業機械の運転技術を磨くことが重要です。

3. あると役立つ資格10選

次に、農業を行う上であると役立つ資格について紹介します。農業をすでにやられていて、これから売り上げをあげたり農地を拡大したりする場合には役立つ資格になるので、農業の効率化を目指している人は必見です。

1. 大型特殊免許

農業経営を行う上で、大規模な土地を扱う場合があります。その際には大型トラクターの運転が必要となることがあります。大型特殊免許を取得しておけば、大型トラクターを安全に運転できるだけでなく、幅広い作業に対応できます。

大型トラクター

2. フォークリフト運転技能講習

農業物流の中でも、フォークリフトは重要な役割を果たします。フォークリフト運転技能講習を受けて資格を取得すれば、1トン以上のフォークリフト(よく見るタイプのもの)の運転ができるようになるので、効率的な荷物の運搬が可能です。

フォークリフト

3. 危険物取扱者

農業においては、肥料や農薬などの危険物を取り扱う機会があります。特に、大規模なハウス栽培を行う際、温度管理にボイラー施設を使用する場合、灯油や軽油の指定数量が1000リットルを超えるため、「危険物取扱者」の資格が必要です。

4. ボイラー技師

大規模なボイラーの操作や点検を行う場合、ボイラー技師の資格も必要です。この資格は、公益財団法人安全衛生技術試験協会の試験を受験することで取得できます。ボイラーの規模によって必要な資格が異なるため、自身の状況に合った条件を確認してください。

5. 日本農業技術検定

新規の農業参入者にとっては、この検定の取得を考えてみることが良いでしょう。農業を職業として考えている人々を対象としており、学科試験のみならず実地試験も含まれています。このため、農業の知識と技術の双方を深め、習熟度を客観的に確認できるのです。

この検定試験は、一般社団法人全国農協観光協会が主催しており、過去問題や参考書を駆使して勉強し、合格を目指すことになります。3級の場合は学科試験のみ、2級や1級になると学科と実地試験の両方を受験が必要です。

6. 農業機械士:農機の整備

農業機械の安全性を保つためには、「農業機械士」の資格が役立ちます。この資格は、トラクターや田植え機などの農業機械の安全性に関する知識や、農業機械の保守や修理に関する知識を得ることができるものです。農業大学校での研修を受け、その後都道府県から認定を受ける形になります。

「農業機械士」は、全国各地で受験資格や研修内容が異なる場合もありますが、基本的には農業大学校がある地域で農業を行っている人々や、18歳以上で就農を希望する人々が受験対象です。

同様の分野である「農業機械整備士」という国家資格も存在し、農業機械の整備や保守に関連するスキルを持つためのものです。この資格は、農業だけでなく、農機具メーカーや農機具の買取や修理の仕事にも応用できる価値のあるものです。

7. 土壌医検定

農作物の育成において、土の状態を理解することは非常に重要です。そのため、「土壌医検定」の取得を検討してみることが良いでしょう。この検定は、一般社団法人日本土壌協会によって主催され、理論的な土づくりの知識を学ぶことで、土壌づくりのプロとしての資格を得ることができます。

検定試験は、1級から3級まで用意されており、合格後に登録料を支払い申請を行うことで、「土壌医」「土づくりマスター」「土づくりアドバイザー」といった肩書きを使えます。1級は土壌づくりの指導経験または農業の就業実績が5年以上の人が受験可能となっており、2級と3級はオンラインでの受験が可能です。土壌に関する客観的な知識を深めたい人々にはおすすめの資格です。

8. 農業管理指導士

農薬の適正な取り扱いを助言・指導する立場にあるなら、「農薬管理指導士」の資格を取得しておくことが重要です。この資格は、農薬に関する専門知識に基づく研修と試験を受けて取得できます。農薬を使用するだけであれば必要はありませんが、他者にアドバイスを提供する立場にある場合や、安全な農薬の使用に関心がある場合には、この資格を取得することを検討してください。

同様の領域には、「毒物劇物取扱責任者」という国家資格も存在しますが、これは農薬を含む毒物や劇物を取り扱う際に必要とされる資格です。ただし、使用や指導のみの場合には対象外であり、製造や販売、譲渡などの場面で必要な資格です。

9. 産業用マルチローターオペレーション技能認定

ドローンで農薬散布

農薬をドローンを使用して散布する場合には、「産業用マルチローターオペレーター技能認定」が必要です。この資格は、ドローンを使用して農薬を散布するのに必要な資格であり、国土交通省が認定する団体によって運営されています。農薬散布によって作業効率を向上させることができますが、新しい技術を使用する際にも安全を確保するために資格が求められることに留意しましょう。

10. 農業簿記検定

現代の農業経営の様式は多様化しており、農業の知識と経営のスキルが必要です。そのため、「農業簿記検定」が役立つことがあります。この資格は、簿記の知識に加えて農業の簿記作成に関するスキルを学ぶことができます。日本ビジネス技能検定協会によって実施されており、農業改善や経営支援を検討している人々に適しています。

農業簿記

4. 農業ビジネスの幅を広げる資格6選

最後に、農業のビジネスの幅を広げる資格を紹介します。農業と言っても、実際に野菜を育てるだけでなく、野菜を売ったり、食べてもらったり、農業経営をサポートしたりとさまざまな関わり方があります。農業のビジネスをもっと広く学びたい人には必見です。

1. 野菜栽培士

「野菜栽培士」は、日本インストラクター技術協会によって実施される資格で、季節に応じた野菜の育て方や栄養成分、野菜の相性の良い食材に関する知識を有することを示します。

この協会に申し込むと教材が送られてきて、自宅で試験問題に取り組み、解答を提出することで資格を取得できます。資格試験の難易度はそこまで高くなく、手軽に取得できることも魅力の一つです。

この資格を持つことで、自身の農場で育てた野菜の調理方法を提案したり、農業と並行して家庭菜園を楽しむ人々に対して指導する活動が可能です。

2. 野菜ソムリエ

「野菜ソムリエ」は、日本野菜ソムリエ協会が主催する資格で、日常の食生活における野菜や果物の魅力や価値を広めることを目的としています。多くの有名人も取得していることで知られています。

この資格には3つのカテゴリーがあり、「野菜ソムリエ」は野菜や果物の基本的な知識と伝え方のテクニックを持つものです。一方、「野菜ソムリエプロ」は野菜や果物のプロとしてメディアに出演し、「野菜ソムリエ上級プロ」は食に関連するイベントのプロデュースなどを手がけます。

野菜ソムリエ

有名人が取得することも多い「野菜ソムリエ」の資格は、自身が育てた野菜の魅力を最大限に伝えるために役立つでしょう。

3. 野菜コーディネーター

「野菜コーディネーター」は、野菜や果物の特性や選び方、保存方法、そして調理法やレシピについての知識を学ぶための資格です。この資格は、養成講座を受けることで取得することができ、野菜や果物の美味しさと栄養価を最大限に引き出すことができるスキルを習得します。

「野菜ソムリエ」とは類似していますが、こちらは野菜の本来の味や栄養価を引き出し、より美味しく食べられるようにサポートする資格です。この資格は一般社団法人ホールフード協会によって主催されており、「Whole Food」という食事だけでなく生活全体を考慮する理念に基づいています。野菜を楽しみながら健康な生活を送るために、食材を大切にする考え方も重要です。

4. 食育インストラクター

「食育インストラクター」は、食育を日常の生活に活かし、広く推進できる指導者を育成するための資格です。この資格は、NPO 日本食育インストラクター協会によって主催されています。

資格は5つの段階に分かれており、基礎的な食育の知識から、食育に関する幅広い知識を広める普及活動が可能なレベルまで学ぶことができます。各段階は、通信講座や研修会を受けて取得することができます。

「プライマリー」では基本的な知識を身につけるだけであり、4級以上ではより高度なスキルを学び、食育に関する知識を広く伝えることができるようになります。食育の重要性を広め、健康な食習慣を推進するためにこの資格を取得することを検討してください。

5. 農業経営アドバイザー

農業経営アドバイザーとは、日本政策金融公庫が認定する資格制度です。農業の周囲の環境が変化している中で、農業経営者からの相談は多岐にわたります。このような状況の中で、「税務・労務・マーケティングの専門知識を持ちつつ、農業の特性も理解している人材」が求められるようになりました。農業経営アドバイザーは、農業経営者の要望に応え、幅広い相談に対応できるエキスパートとして、公庫から認定を受けた資格です。

金融機関に勤務している方にとっては、既存のクライアントが農業に新たに参入を検討している場合にアドバイスを提供したり、農業経営者向けの融資を検討する際に役立ちます。また、農業6次産業化を目指し、事業を拡大したい農業経営者に対して、マーケティングや労務に関する支援を提供することも可能です。

6. JGAP指導員基礎研修

「JGAP指導員」とは、日本GAP協会によって認定され、登録された指導員のことです。彼らは農業経営体がJGAP(Good Agricultural Practice)を導入する際の相談や指導を行います。指導員資格は「農産物」と「家畜・畜産物」の2つに分かれており、それぞれの分野でJGAPに沿った経営をアドバイスします。

JGAP指導員の基礎研修を受講することで、より客観的で実践的な知識を身につけ、他の受講者との交流を通じて新たな気づきを得ることもあります。

JGAP指導員になるためには、まず日本GAP協会公認の研修機関で「JGAP指導員基礎研修」を受講し、その後に試験に合格する必要があります。

5. まとめ

農業の世界では、さまざまな資格が農業ビジネスの成功に役立ちます。基本的な資格から専門的なスキルまで、資格を取得することで農業経営を効果的に支え、持続可能な成長を実現する道が広がっています。自分の目指す分野に合わせて資格を選び、知識とスキルを磨いていきましょう。

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この記事を書いた人
鈴木 祐一
鈴木 祐一

元々はIT企業で働いていたが、Uターンで地元に戻り、家族の農業を手伝い始める。その後、中古農機具のオンライン販売サイトを開設。プログラミングスキルを生かし、ウェブサイトのシステムを担当している。

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